こんにちは、NIMOです。2月9日、浅草の東洋館で開催された「たいとう芸楽祭お笑い日本一」。このイベントがきっかけで、久々にビートたけしさんとビートきよしさんが共演するという嬉しいサプライズが待っていた。本記事では、その喜びに包まれた会場の様子をレポートします。
浅草はビートたけしさんが若手時代に修行を積んだ聖地。そこでツービートが揃うというだけでもファンにとっては夢のような瞬間です。しかも、ビートきよしさんの登場の仕方が予想外過ぎる。記念すべき一コマをご堪能いただきたい。
たけし&きよしが久々の共演!ツービートが浅草に揃う
この日は、若手芸人支援を目的としたイベント。冒頭の挨拶後にビートたけしさんが登壇する予定でした。
開会直後にビートきよしが登場
開演直後、高田文夫氏とお笑いコンビ・ナイツが登場。続いてビートたけしさんが呼ばれたその瞬間、突如としてビートきよしさんが現れるというサプライズが。観客からはどよめきと拍手が送られ、その後に本家本元たけしさんもあらわれ、浅草で久々のツービートが実現しました。
観客席大盛り上がり!再会の喜び
このビックリ登場に、会場の観客席は大いに盛り上がりました。久々にツービートが揃うという喜びと興奮に、ファンからは歓声と拍手が湧き起こった。ビートたけしさんはビートきよしさんと並んで立つことが緊張するとコメントし、会場の熱気に応えていた。日頃テレビなどでお笑いを楽しませているだけに、生でツービートが会うことができ、観客一同ウルウルと感激の再会を喜んでいました。
たけしがきよしを徹底ボコす!毒舌マシンガンで笑いを誘う
共演の喜びもつかの間、ビートたけしさんがビートきよしさんに向けて毒舌キャラをぶつけ始めます。病気体験や失敗談をネタにして容赦なくいじり倒しますが、その鋭さがかえって笑いを誘います。
腎臓を壊したビートきよしを「錦野旦」呼ばわり
痩せ細ったビートきよしさんの姿を見て、ビートたけしさんが「腎臓壊して痩せてるんだよ!錦野旦かと思ったよ!」とボヤく場面が。見た目の衝撃度から想起された名優の名前に場内からは爆笑が起こりました。
失敗したビートきよしの肉屋を題材に持ちネタ化
ビートきよしさんが失敗した肉屋経営の話を持ち出されると、ビートたけしさんも「インチキくさいもんな~」とつっこみを入れます。当人の痛恨の出来事を容赦なく取り上げつつ、見事に笑いへと昇華させる舌鋒。その高い技術には脱帽です。
漫才ブーム当時の楽屋裏話を披露
漫才全盛期を知る2人が、懐かしの裏話を語り始める。楽屋の様子や泥棒被害についてなど、貴重なエピソードが飛び出して聞き手を唸らせます。
漫才ブームの熱狂ぶりを振り返る
漫才ブーム当時の熱気について「楽屋は大騒ぎだよ。盗まれたもんないかって」と振り返るビートたけしさん。テレビ演芸番組の人気者として名を馳せた頃の浮ついた空気感が伝わってきます。芸能界隈では金銭感覚が世間とずれがちですが、その温床となった時代背景がうかがえて興味深いです。
楽屋泥棒が後を絶たなかった
楽屋泥棒について「みんながいない時に楽屋で盗んで帰る」と冗談交じりに話すビートきよしさん。笑いを取るという目的の発言ですが、当時本当に被害に遭うことが後を絶たなかったことを物語っています。スター漫才コンビの稼ぎからすればアピールする価値があったのかもしれません。
若手育成目的の大会だけに熱い思い
このイベントが若手支援を目的としているだけに、ベテランの2人も思い入れは強い。自分が芸を磨いた浅草への愛着や、次世代への期待感が語られます。
自分が修業した浅草への想いを語る
ビートたけしさんが「ここでやってたけど、久々に立つと上がるな」とコメントする場面が。若手時代に実戦練習した浅草の舞台に立ち返り、胸の高鳴りを抑えきれない様子がうかがえます。大スターになっても変わらぬ本心が感じ取れて好感度高いですね。
次代のビートたけしを生み出したい
名誉顧問を務めるビートたけしさんは、このイベントが「第2のたけし」を発掘することを目的のひとつに掲げています。気心知れた浅草で次世代のスターを生み出せたらとの思いから、本企画に参画する運びとなった由縁を明かしています。
まとめ:たいとう芸楽祭お笑い日本一にツービートが乱入!
この日のたいとう芸楽祭お笑い日本一は、久々の共演が実現したツービートのサプライズ登場で大いに盛り上がりました。ビートきよしさんの予想外の登場から始まり、ビートたけしさんの毒舌トークで場内の笑いが絶えませんでした。
漫才隆盛期の名残を感じるエピソード披露や、若手へのエールも感動を誘いました。修業の地・浅草でベテランコンビがそろう意義は大きいです。若手育成を目的とした本大会の趣旨に寄り添うカリスマふたりの奮闘ぶりがうかがえた記念すべきイベントとなりました。
ふだんはテレビでお馴染みの存在ですが、生で魅せる魅力が確認でき心温まる内容でした。大満足の1日となったに違いないでしょう。