こんにちは、NIMOです。2024年10月5日から2025年2月11日まで、東京・上野の国立西洋美術館で開催される「モネ 睡蓮のとき」展。印象派を代表する画家クロード・モネの晩年に焦点を当てたこの展覧会のアンバサダーを務めるのは、俳優の石田ゆり子(いしだ ゆりこ)さんです。石田ゆり子さんは、歌手"lily(リリー)"としても活動しており、今回、展覧会のテーマソングを書き下ろしました。大橋トリオ(おおはし トリオ)さんとのコラボレーションで生まれた「私のモネ」には、石田ゆり子さんのモネへの深い思いが込められています。
石田ゆり子、歌手lilyとして「モネ 睡蓮のとき」展テーマソングを書き下ろし
石田ゆり子さんは、俳優業と並行して、"lily"という名義で歌手活動を行っています。
俳優業と歌手活動の両立への思い
石田ゆり子さんは、俳優としてのキャリアは35年以上ありますが、歌手としては2021年12月に活動を開始したばかりです。「まだまだ新人ですから。なので、なるべく知られたくなかった(笑)。」「表現という点では歌うことも演じることも同じ。ただ、歌にはリズムと音階があり、そこに自分の思いを乗せるというのは本当に難しい」と、石田ゆり子さんは俳優業と歌手活動の違いを語ります。歌手としてはまだ知名度が低いことを気にしつつも、音楽に真摯に向き合う姿勢を見せています。
大橋トリオとのコラボレーションとビデオメッセージ
「モネ 睡蓮のとき」展のテーマソング「私のモネ」は、大橋トリオさんがプロデュースし、石田ゆり子さんが作詞と歌唱を担当しました。大橋トリオさんからのビデオメッセージで、「俳優・石田ゆり子が歌うだけでも価値があるけど、それとは別人格のlilyの歌声、歌詞の世界観にも素晴らしい価値がある」と絶賛されると、石田ゆり子さんは「普段はこんなにしゃべらない方ですし、基本的にいいとか悪いとか言ってくれないんです。音楽を通してしかやり取りをしないと言いますか。なので今、ちょっと感極まりそうです」と笑顔も見せました。
「私のモネ」 石田ゆり子がクロード・モネへの思いを歌に込めて
石田ゆり子さんにとって、クロード・モネは特別な存在です。19歳の頃に初めてモネの作品と出会って以来、その魅力に引き込まれてきました。
19歳の頃のモネ作品との出会いが与えた影響
石田ゆり子さんが19歳の秋頃、偶然訪れた美術館でモネの「睡蓮の間」を目にしたことが、彼女の人生に大きな影響を与えました。「思いがけずモネの睡蓮が広がっている『睡蓮の間』を見ることができて、すぐに心を奪われてしまった。画に心を奪われるという経験がなく、その空間にいるだけで幸せだった」と当時を振り返ります。
「睡蓮の間」に心を奪われた経験
モネの「睡蓮の間」に囲まれた空間で感じた特別な体験は、石田ゆり子さんにとって忘れがたい思い出となりました。「それ以来、モネはずっと特別な存在です」と語る石田ゆり子さん。今回、「モネ 睡蓮のとき」展のアンバサダーを務めることになり、テーマソングの制作にも携わることができたことを大変喜んでいます。
「モネ 睡蓮のとき」展の見どころと石田ゆり子の役割
「モネ 睡蓮のとき」展は、クロード・モネの晩年の作品に焦点を当てた展覧会です。貴重なコレクションが日本初公開されるほか、石田ゆり子さんも音声ガイドやコラボグッズ制作に携わっています。
マルモッタン・モネ美術館の貴重なコレクションが日本初公開
この展覧会では、パリのマルモッタン・モネ美術館が所蔵する作品から、日本初公開となる7点を含む約50点が展示されます。モネ晩年の代表作である「睡蓮」シリーズを中心に、大画面の作品が並ぶ圧巻の展示となる予定です。国内外のモネ・コレクションが一堂に会する貴重な機会であり、モネ芸術の集大成を目の当たりにできる展覧会です。
石田ゆり子が手がける音声ガイドとコラボグッズ
石田ゆり子さんは、「モネ 睡蓮のとき」展のアンバサダーとして、展覧会の音声ガイドを担当しています。彼女自身のモネ作品への思いを語りながら、観覧者を作品の世界へと誘います。また、石田ゆり子さんプロデュースのコラボグッズも展覧会場で販売予定です。俳優、歌手としてだけでなく、アートを愛する一人の女性としての感性を活かした企画にも注目が集まっています。
歌手lilyの挑戦 知名度を気にせず音楽に真摯に向き合う
石田ゆり子さんは、"lily"として歌手活動を始めたばかりですが、知名度を気にせず、音楽に真摯に向き合っています。
歌手活動をひっそりやっていた
「実は私、ひっそりと歌をやっているんですよ。ほとんどの方は知らないですし、知られないままでいたかった…」と照れながら明かす石田ゆり子さん。俳優としての知名度が高いだけに、歌手としての活動は注目を集めにくい状況でしたが、今回の「モネ 睡蓮のとき」展をきっかけに、多くの人に"lily"の存在が知られることになりそうです。
表現者として歌うことと演じることの共通点と相違点
石田ゆり子さんは、表現者として歌うことと演じることの共通点と相違点について語ります。「表現という点では歌うことも演じることも同じ。ただ、歌にはリズムと音階があり、そこに自分の思いを乗せるというのは本当に難しい」と、歌手としての表現の難しさを吐露。俳優としての経験を活かしつつ、新たな表現方法としての歌に挑戦する石田ゆり子さんの姿勢に、多くの人が感銘を受けています。
石田ゆり子の多彩な才能が結実した「モネ 睡蓮のとき」展
「モネ 睡蓮のとき」展は、石田ゆり子さんの俳優、歌手、アートを愛する一人の女性としての多彩な才能が結実した展覧会です。
俳優、歌手、アンバサダーとしてのマルチな活躍
石田ゆり子さんは、「モネ 睡蓮のとき」展において、俳優、歌手、アンバサダーという3つの顔を持って活躍しています。展覧会のPRを行うアンバサダーとしての役割に加え、音声ガイドやコラボグッズ制作にも携わり、彼女の感性がさまざまな形で展覧会を彩ります。また、テーマソング「私のモネ」で歌手としての表現力を存分に発揮し、モネへの思いを音楽で伝えています。
アートと音楽を通じて新たな魅力を発信する石田ゆり子の今後に注目
「モネ 睡蓮のとき」展をきっかけに、石田ゆり子さんは俳優業だけでなく、歌手としても注目を集めることになりそうです。アートと音楽を通じて新たな表現の可能性に挑戦する彼女の今後の活動に、多くの人が期待を寄せています。「モネ 睡蓮のとき」展は、石田ゆり子さんの新たな魅力を発見できる機会にもなるでしょう。
まとめ:「モネ 睡蓮のとき」展×石田ゆり子
「モネ 睡蓮のとき」展は、クロード・モネの芸術世界を堪能できる貴重な機会であると同時に、石田ゆり子さんの新たな一面を発見できる展覧会でもあります。歌手"lily"としてテーマソングを書き下ろし、大橋トリオさんとコラボレーションした「私のモネ」には、石田ゆり子さんのモネへの深い思いが込められています。俳優、歌手、アンバサダーとマルチに活躍する石田ゆり子さんの姿は、アートと音楽の可能性を広げるものであり、多くの人に感動を与えてくれることでしょう。
「モネ 睡蓮のとき」展は、2024年10月5日から2025年2月11日まで国立西洋美術館で開催されます。この機会にぜひ、モネの芸術世界と石田ゆり子さんの新たな魅力を体感してみてください。