こんにちは、NIMOです。そうめんチャンプルーは、沖縄の代表的な郷土料理の一つです。そうめんを野菜や肉と一緒に炒めた、ボリューム満点の一品料理。今回は定番のレシピから、野菜たっぷりヘルシー版、お肉ガッツリ版、エスニック風など、バラエティ豊かなアレンジレシピを5つご紹介します。
そうめんチャンプルーの基本レシピ
まずは基本のそうめんチャンプルーの作り方から押さえておきましょう。
材料（2人分）
- そうめん 2束
- 豚バラ薄切り肉 100g
- キャベツ 1/4玉
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- ニラ 1/2束
- 卵 2個
- ごま油 大さじ1
- 塩、こしょう 少々
- 醤油 大さじ1
作り方
- そうめんは半分に折って茹で、水で洗って水気を切る。ごま油小さじ1を絡めておく。
- キャベツ、人参、玉ねぎ、ニラは食べやすい大きさに切る。
- 豚肉は一口大に切る。
- フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒める。色が変わったら野菜を加えて炒める。
- 野菜がしんなりしたら、そうめんを加えてさっと炒める。
- 溶き卵を回し入れ、塩こしょうで味を調え、醤油を回し入れて完成。
定番アレンジ①ツナそうめんチャンプルー
定番アレンジの一つ目は、ツナ缶を使ったお手軽レシピです。
ツナ缶でお手軽に！
ツナ缶を使えば、お肉を用意する手間が省けて簡単に作れます。ツナ缶は油ごと使うのがポイント。麺に絡んで美味しさアップ。ツナ缶1缶、そうめん2束、キャベツ1/4玉、ニラ1/2束を用意します。
ツナの代わりにシーチキンも
ツナの代わりにシーチキンを使ってもOK。シーチキンのしっとりした食感がそうめんによく合います。水煮でも油漬けでもお好みで。ツナ缶のレシピと同じ要領で作れます。
定番アレンジ②キャベツたっぷりそうめんチャンプルー
続いては、キャベツをたっぷり使ったヘルシーなアレンジレシピをご紹介します。
シャキシャキ食感がクセになる
キャベツは芯の部分も一緒に食べやすい大きさに切るのがおすすめ。シャキシャキとした歯応えが楽しめます。キャベツは1/2玉ほどたっぷり使うのが美味しさの秘訣。そうめん2束、豚バラ薄切り肉100g、ニラ1/2束と一緒に炒めます。
豚バラ肉との相性抜群
豚バラ肉の旨味がキャベツに絡んで、やみつきの美味しさ。豚バラ肉は薄切りがおすすめ。キャベツに火が通る前に取り出し、最後に戻し入れると、豚バラ独特の香ばしさが引き立ちます。
野菜たっぷりヘルシーそうめんチャンプルー
そうめんチャンプルーを野菜たっぷりのヘルシーメニューにアレンジするレシピです。
夏バテ防止に！旬の野菜を使って
夏野菜を使えば見た目も鮮やかに。トマト、ズッキーニ、ピーマン、パプリカなど、お好みの夏野菜を一口大に切って加えましょう。野菜の水分が出てそうめんに絡み、あっさりとしたヘルシーな味わいに仕上がります。塩こしょうとごま油だけでシンプルに味付けするのがおすすめです。
にんじんとピーマンの彩りアップ
オーソドックスな野菜の組み合わせといえば、にんじんとピーマン。細切りにしたにんじんとピーマンを加えれば、彩りも栄養価もアップ。こちらもそうめん2束、野菜1束ずつ、豚肉100gほどの分量で作ります。醤油とオイスターソースを加えて、コクのある味付けに仕上げるのが美味しさのポイントです。
お肉たっぷりガッツリそうめんチャンプルー
そうめんチャンプルーをガッツリ食べたい時におすすめの、お肉たっぷりレシピをご紹介します。
豚肉の旨味が絡む
定番レシピの豚バラ肉の量を倍の200gに増量。豚肉の旨味がそうめんに絡んで、食べ応え抜群の一品に仕上がります。野菜は基本レシピと同量でOK。仕上げにごま油を加えると、香ばしさがアップします。
鶏肉や牛肉でも美味しい
豚肉の代わりに、鶏もも肉や牛肉の薄切りを使ってもおいしく作れます。鶏肉なら200g、牛肉なら150gほどを目安に。鶏肉には塩こしょう、牛肉には醤油とみりんを加えて下味をつけるのがおすすめです。肉の旨味をしっかり味わえる、満足度の高い一品になります。
キムチそうめんチャンプルー
韓国のキムチを加えた、ピリ辛でやみつきになる味わいのアレンジレシピです。
コチュジャンでピリ辛に
キムチ鍋の素やコチュジャンを加えることで、本格的なピリ辛味に。そうめん2束、キャベツ1/4玉、ニラ1/2束、豚バラ薄切り肉100gのほか、キムチの素大さじ1〜2、コチュジャン小さじ1を加えます。お好みでごま油を足すと、コクのある味わいに仕上がります。
白菜キムチを加えて本格的に
白菜キムチを一緒に炒めれば、さらに本格的な味わいに。キムチは100g程度を細かく刻んで加えましょう。キムチのうま味と酸味が加わることで、味に深みが出ます。ご飯が進む、クセになる美味しさです。
カレー風味のそうめんチャンプルー
カレー粉とウスターソースを加えた、洋風テイストのアレンジレシピです。
カレー粉とウスターソースが決め手
そうめん2束、キャベツ1/4玉、玉ねぎ1/2個、ピーマン1個、豚バラ薄切り肉100gを炒め、カレー粉大さじ1とウスターソース大さじ1を加えるだけ。いつものそうめんチャンプルーが簡単に洋風テイストに変身します。
残り物カレーを活用
余ったカレーがあれば、そのまま加えるのもおすすめ。カレー1皿分を加えれば、そうめんチャンプルーがカレー風味のパスタのような味わいに。子供から大人まで喜ぶ、家族みんなで楽しめる一品の完成です。
イタリアンそうめんチャンプルー
オリーブオイルとニンニクを効かせた、イタリアンテイストのアレンジレシピです。
オリーブオイルとニンニクで洋風に
そうめん2束、キャベツ1/4玉、ベーコン100g、ミニトマト1パックを用意します。フライパンにオリーブオイル大さじ1、みじん切りにしたニンニク1片を入れて炒め、野菜とベーコンを加えて炒めます。塩こしょうで味を調えたら、茹でたそうめんを加えて全体を混ぜ合わせるだけ。
パルメザンチーズをかけて
仕上げにパルメザンチーズを削ってかければ、より本格的なイタリアンテイストに。チーズのコクとそうめんの食感が絶妙にマッチします。お好みでバジルの葉を飾れば見た目も華やかに。ワインのおつまみにもぴったりの一品です。
中華風そうめんチャンプルー
オイスターソースと豆板醤を使った、本格中華テイストのアレンジレシピです。
オイスターソースと豆板醤で味付け
そうめん2束、豚バラ薄切り肉100g、キャベツ1/4玉、ニラ1/2束を炒め、オイスターソース大さじ1、豆板醤小さじ1/2を加えて味付けします。仕上げにごま油を回しかければ、本格的な中華の味わいに。
もやしとチンゲン菜を加えて
もやし1袋とチンゲン菜2株を加えれば、さらに中華らしい雰囲気に。もやしのシャキシャキ食感とチンゲン菜の香りが加わり、味に奥行きが出ます。ラー油を加えれば、大人向けのピリ辛テイストにアレンジできます。
そうめんチャンプルーを美味しく作るコツ
最後に、そうめんチャンプルーを美味しく作るためのコツを2つご紹介します。
麺は短めに折ってほぐれやすく
そうめんは食べやすい長さに折ってから茹でるのがおすすめ。麺がほぐれやすくなり、野菜や肉とよく絡みます。茹で時間は袋の表示より30秒ほど短めにするのがコツ。しっかり水で洗って表面のでんぷんを取り除くのを忘れずに。
具は薄切りにして火の通りよく
野菜も肉も、薄切りにすることで火の通りがよくなります。特に豚バラ肉は薄切りがおすすめ。野菜は一口大に切るだけでOKですが、にんじんなどの固い野菜は細めの千切りにすると◎。具材は先に炒めてから、最後にそうめんを加えるのが美味しく仕上げるコツです。
まとめ：そうめんチャンプルーアレンジレシピ5選 定番から創作料理まで
沖縄の家庭料理・そうめんチャンプルーのアレンジレシピを5つご紹介しました。定番のツナ缶アレンジから、野菜たっぷりのヘルシー版、お肉がっつり版まで、バリエーション豊かなレシピをお届けしました。
また、キムチ、カレー、イタリアン、中華風など、様々な味付けのバリエーションレシピも合わせてご紹介。いつものそうめんチャンプルーも、ひと工夫加えるだけで creative な創作料理に大変身。
麺は短めに茹でてほぐれやすく、具は薄切りにして火の通りよく。そうめんチャンプルーを美味しく作るためのコツも併せてご紹介しました。ぜひ色々なアレンジレシピに挑戦して、お気に入りの一品を見つけてみてくださいね。
