摂取カロリーでダイエットする方法【消費カロリーから500〜1,000kcalを引く】

こんにちは、NIMOです。ダイエットに成功するためには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが重要です。摂取カロリーとは、食べたものから得られるエネルギーのことで、消費カロリーとは、日常生活や運動などで使われるエネルギーのことです。摂取カロリーが消費カロリーより多いと、余った分が脂肪として体に蓄積されてしまいます。逆に、摂取カロリーが消費カロリーより少ないと、体は脂肪を燃焼してエネルギーを補います。つまり、摂取カロリーを減らすことで、ダイエットに効果的な状態になるのです。

では、どうすれば摂取カロリーを減らすことができるのでしょうか?この記事では、摂取カロリーでダイエットする方法について、以下の4つのポイントに分けて解説します。

  • ダイエットにおける摂取カロリーと消費カロリーの関係について理解する
  • 摂取カロリーの計算方法を知る
  • 摂取カロリーの目安を設定する
  • 摂取カロリーを減らすコツを学ぶ
目次

はじめに

ダイエットにおける摂取カロリーと消費カロリーの関係

ダイエットにおける摂取カロリーと消費カロリーの関係は、次のような式で表すことができます。

体重変化量 = 摂取カロリー – 消費カロリー

この式からわかるように、体重を減らすためには、摂取カロリーを消費カロリーより少なくする必要があります。しかし、摂取カロリーを減らしすぎると、体が飢餓状態になって基礎代謝が低下し、逆に脂肪が溜まりやすくなります。また、栄養不足や免疫力低下などの健康問題も起こります。そこで、適切な摂取カロリーの目安を知ることが大切です。

摂取カロリーの計算方法

基礎代謝量や身体活動レベルを考慮した摂取カロリーの計算式

摂取カロリーの目安を知るためには、まず自分の基礎代謝量を知る必要があります。基礎代謝量とは、安静時に生命活動を維持するために必要な最低限のエネルギー量のことです。基礎代謝量は個人差がありますが、一般的な計算式は以下のようになります。

  • 男性の場合:66 + (13.7 × 体重kg) + (5.0 × 身長cm) – (6.8 × 年齢)
  • 女性の場合:665 + (9.6 × 体重kg) + (1.7 × 身長cm) – (7.0 ×年齢)

この計算式で求めた基礎代謝量は、1日に必要なカロリーの約60〜70%を占めます。残りの30〜40%は、日常生活や運動などで消費するエネルギー量です。このエネルギー量は、身体活動レベルという指標で表すことができます。身体活動レベルは、以下のように分類されます。

  • ほとんど運動しない:1.2
  • 軽い運動を週に1〜3回する:1.375
  • 中程度の運動を週に3〜5回する:1.55
  • 激しい運動を週に6〜7回する:1.725
  • 非常に激しい運動を毎日する:1.9

自分の身体活動レベルに合った数値を、基礎代謝量にかけることで、1日に必要なカロリー(=体重維持に必要なカロリー)を求めることができます。例えば、体重60kg、身長160cm、年齢30歳の女性で、中程度の運動を週に3〜5回する場合、以下のように計算できます。

  • 基礎代謝量 = 665 + (9.6 × 60) + (1.7 × 160) – (7.0 × 30) = 1328kcal
  • 1日に必要なカロリー = 1328 × 1.55 = 2058kcal

摂取カロリーの目安

消費カロリーから500〜1,000kcalを引いた値が理想的な摂取カロリー

ダイエットをする場合、摂取カロリーは消費カロリーより少なくする必要がありますが、どのくらい少なくすれば良いのでしょうか?一般的には、消費カロリーから500〜1,000kcalを引いた値が理想的な摂取カロリーとされています。これは、脂肪1kgを減らすためには約7,000kcalのエネルギーが必要であるということから導かれます。つまり、摂取カロリーを500kcal減らすと、約2週間で1kgの減量が見込めます。摂取カロリーを1,000kcal減らすと、約1週間で1kgの減量が見込めます。

ただし、摂取カロリーを減らしすぎると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に女性の場合は、摂取カロリーが1,200kcal以下になると生理不順や不妊などのリスクが高まります。また、筋肉量や骨密度も低下しやすくなります。そのため、摂取カロリーは最低でも1,200kcal以上にすることが推奨されています。

摂取カロリーを減らすコツ

食事の内容や量、タイミングなどについて、摂取カロリーを減らすためのコツ

摂取カロリーを減らすためには、食事の内容や量、タイミングなどに気を付けることが大切です。以下に、摂取カロリーを減らすためのコツをいくつか紹介します。

  • 食事の内容は、野菜や果物、魚や肉などのたんぱく質、豆類やナッツなどの良質な脂質をバランスよく摂るようにしましょう。炭水化物は、玄米や全粒粉などの雑穀類や芋類などの低GI食品を選びましょう。高カロリーな食品や加工食品、油っこいものや甘いものは控えましょう。
  • 食事の量は、自分の手のひら1枚分が目安です。食べ過ぎると消化にエネルギーが使われて代謝が低下します。また、食べる速度も遅めにしましょう。満腹中枢が働くまでには約20分かかります。早食いすると、必要以上に食べてしまう可能性があります。
  • 食事のタイミングは、朝食は必ず摂りましょう。朝食を抜くと、昼食や夕食で食べ過ぎてしまうことがあります。また、夕食は寝る3時間前までに済ませましょう。夕食後に間食をすると、消費されないカロリーが脂肪として蓄積されます。
  • 飲み物は、水やお茶などの無糖のものを選びましょう。ジュースやコーラなどの甘い飲み物は、空カロリーが多くて太りやすくなります。また、アルコールもカロリーが高いので注意しましょう。特にビールやチューハイなどの炭酸飲料は、胃が膨らんで満腹感が得られにくくなります。

まとめ:摂取カロリーでダイエットする方法

この記事では、摂取カロリーでダイエットする方法について、4つのポイントに分けて解説しました。摂取カロリーを減らすことでダイエットに効果的な状態になることがわかりました。しかし、摂取カロリーを減らすだけでは、健康的で効果的なダイエットとは言えません。摂取カロリーを減らすことは、ダイエットの一つの手段に過ぎません。ダイエットの目的は、体重や体脂肪を減らすことではなく、健康や美容を向上させることです。そのためには、摂取カロリーだけでなく、栄養バランスや食事の質も重視する必要があります。また、適度な運動も欠かせません。運動は、消費カロリーを増やすだけでなく、筋肉量や基礎代謝量をアップさせる効果もあります。筋肉量や基礎代謝量が高いほど、太りにくく痩せやすい体になります。

摂取カロリーでダイエットする方法は、シンプルで分かりやすいですが、それだけに頼ってしまうと、リバウンドや健康障害のリスクが高まります。摂取カロリーを減らすことは大切ですが、それ以上に大切なことは、自分の体と向き合って、健康的で美しい体を目指すことです。摂取カロリーでダイエットする方法を上手に活用して、理想の体を手に入れましょう!

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