「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」実写映画のあらすじと見どころ！原作ファン必見の注目ポイント　天海祐希の紅子役に期待大

2024年6月6日

廣嶋玲子（ひろしま　れいこ）さん原作、jyajya（じゃじゃ）さん絵の大人気児童小説「ふしぎ駄菓子屋銭天堂（ふしぎだがしや　ぜにてんどう）」が、ついに実写映画化されることが決定しました。主演を務めるのは、数々の話題作に出演してきた実力派女優の天海祐希（あまみ　ゆうき）さん。中田秀夫（なかた　ひでお）監督とのタッグにも注目が集まっています。この記事では、映画のあらすじや見どころ、原作との比較などを詳しく解説していきます。

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」実写映画化決定！天海祐希が紅子役に抜擢

2013年から刊行されている「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズの累計発行部数が850万部を突破し、ついに待望の実写映画化が決定しました。

累計発行部数850万部突破の大人気児童小説がついに映画に

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」は、2013年に第1巻が発売されて以来、子どもから大人まで幅広い層に支持されている大人気児童小説シリーズです。不思議な駄菓子屋を舞台に、悩みを抱えた人々が願いを叶える駄菓子を手に入れるファンタジックなストーリーが魅力。これまでにテレビアニメ化やアニメ映画化、舞台化、ゲーム化など、様々なメディアミックスが展開されてきました。そして2024年、ついにシリーズ累計発行部数が850万部を突破し、待望の実写映画化が決定したのです。

中田秀夫監督×天海祐希主演の豪華タッグに注目

映画化にあたり、メガホンをとるのは「リング」シリーズや「スマホを落としただけなのに」シリーズなどで知られる中田秀夫監督。ホラー映画からコメディまで幅広いジャンルで活躍してきた中田秀夫監督が、児童文学の映画化にどのようなアプローチをみせるのか注目です。そして主演を務めるのは、数々の話題作に出演し、高い演技力で定評のある天海祐希さん。天海祐希さんは、3時間以上かけて特殊メイクを施し、年齢不詳の怪しい駄菓子屋の店主・紅子（べにこ）役に挑みます。「オファーをいただいた時は私で良いのだろうかと驚きましたが、とてもワクワクしました」と語る天海祐希さんが、原作ファンのイメージを壊さないよう演じることを心がけたといいます。中田秀夫監督と天海祐希さんという豪華タッグが生み出す銭天堂の世界観に期待が高まります。

映画「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」のあらすじと原作との比較

幸運な人だけがたどり着けるという不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、悩みを抱えた人々の物語が描かれます。原作の世界観を大切にしつつ、映画オリジナルのエピソードにも注目です。

願いを叶える不思議な駄菓子が登場する銭天堂の世界観

映画の舞台となるのは、どんな願いでも叶えることができる不思議な駄菓子が売られている駄菓子屋「銭天堂」。店主の紅子は、福引き用の抽選器を回して出た硬貨1枚と引き換えに、客の悩みを察して望みの駄菓子を売ります。劇中には、本物の猛獣のように動き出すビスケット「猛獣ビスケット」や、人魚のように泳げるようになるグミ「型ぬき人魚グミ」など、原作に登場する不思議な駄菓子が次々と登場。「もしこんな駄菓子があったら」と誰もが一度は夢見たことがあるような、ワクワクするアイテムの数々が実写化されます。

銭天堂を訪れるのは、それぞれ悩みを抱えた子どもから大人まで様々な客たちです。彼らは紅子に勧められるがまま、不思議な力を持つ駄菓子を手にします。しかしその駄菓子は、願いを叶える代わりに、時に恐ろしい結末をもたらすこともあるのです。正しく使えば望みが叶うが、使い方を誤ると大変なことになる――。そんな不思議な駄菓子たちが、銭天堂を訪れる人々の運命を大きく翻弄していきます。原作の独特な世界観を、映画ならではの演出でどのように表現するのか楽しみです。

原作ファンも納得の映画オリジナルエピソードに期待

映画のストーリーは、紅子が不思議な駄菓子を売る銭天堂に、悩みを抱えた様々な客が訪れるというものです。原作の世界観を大切にしつつ、映画オリジナルのエピソードも盛り込まれる予定とのこと。原作は、銭天堂を訪れた客たちの物語が1話完結で描かれるオムニバス形式になっています。一方映画では、数人の客たちを主人公に据え、彼らを中心に物語が展開していくのではないかと予想されます。また原作では、駄菓子の力で願いが叶ったものの、最後は皮肉な結末を迎えるストーリーも少なくありません。しかし映画では、子どもから大人まで楽しめるよう、ハッピーエンドの物語も用意されているかもしれません。原作にはない新しいエピソードやキャラクターも登場するでしょう。ただし原作者の廣嶋玲子さんも太鼓判を押していることから、原作の持つ魅力や世界観は十分に再現されていると期待できます。映画ならではの新しい物語展開に、原作ファンもきっと満足できるはずです。

天海祐希演じる紅子の魅力に迫る！特殊メイクで妖艶な雰囲気を再現

映画のカギを握るのは、天海祐希さん演じる銭天堂の店主・紅子。年齢不詳の妖艶な雰囲気をまとった紅子を、天海祐希さんがどのように演じるのかにも注目です。

撮影のたびに3時間以上かけて完璧な紅子に変身

色とりどりのガラス玉のかんざしで結い上げた真っ白な髪に、真っ赤な口紅、古銭柄の赤紫色の着物が特徴の紅子。天海祐希さんは撮影のたびに3時間以上の特殊メイクを施し、まるで別人のように紅子に変身したといいます。「撮影の度に特殊メイクや準備に3時間近くかけ、紅子になっていったのですが、とても楽しかった！」と語る天海祐希さん。原作イラストのイメージを壊さないよう、スタッフと入念に打ち合わせを重ねてメイクや衣装を決めたそうです。ビジュアル面でも原作の再現度の高さに期待ができそうです。

ミステリアスでありながら優しさも感じる天海祐希の演技力

天海祐希さんは、教師や弁護士、刑事など様々な役柄を演じてきた実力派女優。本作でも、ミステリアスな雰囲気を醸し出しつつ、悩める客に寄り添う紅子の優しさや強さを表現するため、演技に力が入ったようです。中田秀夫監督も「天海さんが演じる紅子は、欲望を持ってしまった人間たちを『人生のレフリー役』として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です！」と絶賛。天海祐希さんの演技力が存分に発揮された紅子像を楽しみにしたいですね。

映画「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の見どころと注目ポイント

原作の世界観を大切にしつつ、映画ならではの魅力もたっぷり詰まった作品になりそうです。子どもから大人まで楽しめる見どころを紹介します。

原作者・廣嶋玲子と絵担当・jyajyaも太鼓判を押す映画の完成度

原作者の廣嶋玲子さんと、絵を担当したjyajyaさんも映画の撮影現場を訪れ、その完成度の高さに太鼓判を押しています。廣嶋玲子さんは「天海さん演じる紅子に圧倒されました。妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました」と語り、jyajyaさんも「本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。天海さん演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました」と絶賛。原作者お墨付きの出来栄えに期待が高まります。

子どもから大人まで楽しめる深いテーマ性と教訓

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」は子ども向けの物語ではありますが、欲望や悩みを抱えた大人の姿も描かれており、子どもから大人まで共感できる普遍的なテーマを持っています。天海祐希さんも「本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品。お子さんはもちろんのこと、大人の方にも楽しんでいただけると思います」とコメント。映画でも、誰もが心に秘めた願いや欲望と向き合う姿が描かれ、深いテーマ性と教訓が感じられる作品になりそうです。

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の世界観を存分に味わえる映画公開に向けて

これまでアニメや舞台、ゲームなどでも展開されてきた「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の世界観が、実写映画でどのように表現されるのか楽しみです。

アニメや舞台、ゲームでも人気の銭天堂が実写映画で新たな一面を見せる

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」は、2013年の刊行以来、テレビアニメ化やアニメ映画化、舞台化、ゲーム化など様々なメディア展開を果たしてきました。特にテレビアニメは2020年から放送され、独特の世界観と魅力的なキャラクターで多くのファンを獲得。アニメ映画も公開され、大きな話題となりました。そんな「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」が、満を持して実写映画化。これまでアニメや舞台、ゲームで表現されてきた不思議な駄菓子屋の世界が、実写ならではのリアリティを持って描かれます。原作の世界観を大切にしつつ、映画ならではの新たな魅力も加わった作品になるでしょう。

2024年12月13日の公開を心待ちにするファンの声

映画『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の公開日は2024年12月13日に決定。原作ファンはもちろん、これまでアニメや舞台を楽しんできたファンからも歓喜の声が上がっています。Ｘ（エックス）では「実写化楽しみすぎる！天海祐希さんの紅子姿が早く見たい！」「中田秀夫監督×天海祐希さんの組み合わせが最高すぎ。公開が待ち遠しい」など、公開を心待ちにするコメントが多数寄せられています。大人から子どもまで幅広い層に愛される原作だけに、公開前から大きな注目を集めています。