「アンメット」三瓶先生役で絶賛された若葉竜也 大衆演劇育ちの異色の経歴と俳優人生

こんにちは、NIMOです。2024年、杉咲花(すぎさき はな)さん主演のドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」で三瓶(さんぺい)先生役を演じた若葉竜也(わかば りゅうや)さんが大絶賛されています。幼い頃から家業の大衆演劇で鍛えられ、独特の存在感を放つ若葉竜也さん。その異色の経歴と俳優人生に迫ります。

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「アンメット」三瓶役で絶賛された若葉竜也

若葉竜也さんは、2024年4月期の杉咲花さん主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」で三瓶友治(さんぺい・ともはる)役を好演し、リアルな演技が話題を呼びました。

杉咲花との息の合った演技

若葉竜也さんと杉咲花さんは、朝ドラ「おちょやん」や映画「市子(いちこ)」など過去に何度も共演しています。その息の合った演技は「アンメット」でも発揮され、ミヤビと三瓶の関係性を見事に表現しました。杉咲花さんからの直接オファーで出演を決めた若葉竜也さんですが、2人の相性の良さが作品に深みを与えました。

リアルな感情表現で視聴者を魅了

若葉竜也さんは第1話から登場シーンごとに存在感を発揮しました。特に第9話での涙の演技は、まるで役者が消えてリアルな三瓶先生がそこにいるかのようでした。感情の機微を丁寧に表現する演技は視聴者の心を揺さぶり、若葉竜也さんの新たな魅力を印象づけました。

1歳半から大衆演劇で活躍

若葉竜也さんは、幼い頃から家業の大衆演劇一座で子役として活躍しました。厳しい環境で鍛えられ、演技の基礎を身につけました。

「チビ玉三兄弟」の三男として子役時代

若葉竜也さんは、1歳3ヶ月で「若葉劇団」の舞台に初めて立ちました。兄たちとともに「チビ玉三兄弟」と呼ばれ、人気を博しました。テレビ番組のドキュメンタリー企画でも取り上げられるなど注目を集めました。ただ、役者の仕事も稽古も一番嫌いだったそうです。常にいら立ちを抱えながら、何が良い芝居なのかもわからずに怒られる日々でした。

厳しい稽古が演技力の礎に

若葉竜也さんは、父親で座長の若葉愛さんから厳しい指導を受けました。舞台で失敗するとご飯抜きなどのペナルティもあったそうです。転校が多く友達もできにくかったのですが、そうした環境が若葉竜也さんを役者として鍛え上げました。「アンメット」での演技力は、幼少期からの積み重ねあってこそでしょう。

映画界で独自の存在感

若葉竜也さんは、数多くの映画作品に出演しています。演技派俳優として独自の存在感を放っています。

「葛城事件」での衝撃の演技が転機

2016年公開の「葛城事件(かつらぎじけん)」での鬼気迫る演技が、若葉竜也さんの代表作の1つです。無差別殺傷事件を起こす次男役を熱演し、第8回TAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞しました。この作品で若葉竜也さんは多くの映画ファンに強烈なインパクトを残し、演技派俳優としての地位を確立しました。

リアルを追求する俳優魂

若葉竜也さんは、どんな役柄でもリアルに描くことを信条としています。美味しくないものを「美味しい」とは言えないし、面白くないものを「面白かった」とは言いたくありません。嘘をつかず本音で生きる、それが若葉竜也さんの俳優魂です。だからこそ、「葛城事件」をはじめとする作品で生々しい人間の感情を見事に表現できるのでしょう。

ドラマ出演は「アンメット」のみ?

若葉竜也さんは、基本的にドラマ出演を控えています。その理由とは?

テレビ嫌いを公言する理由

若葉竜也さんは、以前からバラエティ番組の出演に興味がないと公言しています。自分に向いていないと考えているためです。ドラマも説明的なセリフが多く、親切が行き過ぎて稚拙になっている気がしたので、視聴者を信用して自然な会話にしたといいます。だから「アンメット」では、自然な会話になるよう工夫したそうです。

役者としての信念を貫く

若葉竜也さんにとって大切なのは、役者としての信念を貫くことです。無理に媚びるより、素直に自分の思いを伝えたいのです。だから番宣などで愛想笑いを振りまくことはしません。一部では「無愛想」「態度が悪い」と言われることもありますが、それが若葉竜也さんの真摯な姿勢の表れなのです。

今後の活躍に期待

若葉竜也さんの魅力に気づいた視聴者は多いでしょう。今後のさらなる活躍に期待が高まっています。

9月公開映画「ぼくのお日さま」に注目

2024年9月13日には、若葉竜也さん出演の映画「ぼくのお日さま」が公開予定です。池松壮亮(いけまつ そうすけ)さん演じる元フィギュアスケート選手のコーチの恋人役を務めます。新たな役柄での若葉竜也さんの演技にも注目です。

演技派としてのさらなる飛躍に期待

「アンメット」を機に、若葉竜也さんの知名度は大きく上昇しました。今後はさらに多くの作品でその実力を発揮してくれるでしょう。時代劇や犯罪史などのリアルな作品、骨太なドラマなどでの活躍にも期待が集まります。演技派俳優としてのさらなる飛躍を楽しみにしたいものです。

まとめ:「アンメット」三瓶先生役で絶賛された若葉竜也 

若葉竜也さんは、幼い頃から家業の大衆演劇で鍛えられ、厳しい環境の中で演技の基礎を身につけました。「葛城事件」での衝撃の演技を転機に、映画界で独自の存在感を放つ演技派俳優へと成長を遂げました。基本的にドラマ出演は控えめですが、「アンメット」で魅せた三瓶先生役は大絶賛されました。役者としての信念を貫き、リアルな表現を追求する若葉竜也さんの姿勢は多くの人を惹きつけています。今後は映画「ぼくのお日さま」をはじめ、さらなる活躍が期待されます。大衆演劇育ちの異色の経歴を持つ若葉竜也さん。その実力と魅力を存分に発揮し、日本の演劇界を牽引していってほしいものです。

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