こんにちは、NIMOです。フジテレビのバラエティ番組「オドオド×ハラハラ」が、2024年9月をもって終了することが決定しました。わずか1年でのレギュラー放送終了となります。視聴率低迷が打ち切りの主な理由とされています。
「オドオド×ハラハラ」9月終了決定
「オドオド×ハラハラ」は、2023年10月にレギュラー放送を開始しましたが、わずか1年でその幕を閉じることになりました。視聴率の低迷が番組終了の主な理由とされています。
1年でレギュラー放送終了
「オドオド×ハラハラ」は、2023年10月にレギュラー放送を開始しましたが、わずか1年でその幕を閉じることになりました。当初は単発特番として放送され、好評を博したことからゴールデンタイムでのレギュラー化が決定した番組です。しかし、レギュラー放送が始まってからは視聴率が伸び悩み、番組の存続が危ぶまれていました。
視聴率低迷が打ち切りの理由
「オドオド×ハラハラ」の終了は、視聴率の低迷が主な理由とされています。番組開始当初から視聴率で苦戦が続き、2024年4月には木曜午後8時枠から9時枠への変更というテコ入れを図りましたが、効果は限定的でした。同時間帯にはNHK「ニュースウオッチ9」など強力な競合番組が存在し、6月20日の放送では平均世帯視聴率が2.3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と、同時間帯で最下位を記録するなど厳しい状況が続いていました。フジテレビ関係者は、番組終了の背景について「開始当初こそさまざまな企画に挑戦していたが、最近ではスターの豪邸訪問企画に頼る状態が続いていた。人気番組に押し上げる企画が生まれず、数字もついてこなかった」と説明しています。
佐久間宣行の手腕が発揮できず
「オドオド×ハラハラ」の演出を担当したのは、元テレビ東京のプロデューサー、佐久間宣行（さくま のぶゆき）さんです。しかし、佐久間宣行さんの手腕が十分に発揮できず、番組は視聴率低迷に苦しむことになりました。
元テレ東の人気プロデューサー
「オドオド×ハラハラ」の演出を担当したのは、元テレビ東京のプロデューサー、佐久間宣行さんです。佐久間宣行さんは、テレビ東京時代に深夜番組「ゴッドタン」を立ち上げるなど、バラエティ番組制作に定評がありました。2021年3月にテレビ東京を退社し、フリーのテレビプロデューサーとして活動を開始。フジテレビでは、「オドオド×ハラハラ」が佐久間宣行さんにとって、テレビ東京以外で初めて手がけるゴールデンタイムのレギュラー番組となりました。
深夜番組の強みを生かせず
佐久間宣行さんは、テレビ東京時代に深夜番組や配信番組の制作を得意としてきました。しかし、その強みをゴールデンタイムの番組で十分に発揮できなかったと指摘されています。フジテレビ関係者は「深夜番組や配信番組を得意としてきた佐久間宣行さんの強みを、ゴールデン帯で生かしきれなかった部分もあるのでは」と振り返ります。佐久間宣行さんの手腕が発揮できなかったことが、番組終了の一因となったようです。
オードリー&ハライチの化学反応に期待
「オドオド×ハラハラ」は、人気お笑いコンビのオードリーとハライチがMCを務めるトークバラエティ番組でした。2組の芸人たちによる化学反応に期待が寄せられていましたが、思うような結果には結びつきませんでした。
人気お笑いコンビ2組の共演
「オドオド×ハラハラ」は、人気お笑いコンビのオードリーとハライチがMCを務めるトークバラエティ番組でした。若手芸人の登竜門とも言える「オードリーのオールナイトニッポン」でブレイクしたオードリーと、ツッコミ担当の澤部佑（さわべ ゆう）さんがネタ作りの中心を担うハライチ。実力派コンビ2組の共演に、番組開始当初から大きな期待が寄せられていました。オードリーの若林正恭（わかばやし まさやす）さんと春日俊彰（かすが としあき）さんは、トークの軽妙さとユニークな発想力が持ち味。一方、ハライチの澤部佑さんと岩井勇気（いわい ゆうき）さんは、ボケとツッコミのバランスが絶妙で、コント力にも定評があります。2組のコンビが織りなす化学反応に期待が集まりましたが、思うような結果には結びつきませんでした。
MCの個性を生かしきれず
オードリーとハライチという個性的なコンビがMCを務める「オドオド×ハラハラ」でしたが、番組内でその個性を十分に生かしきれなかったと言えるでしょう。オードリーの若林正恭さんと春日俊彰さんは、トーク力と独特の世界観が魅力ですが、番組の企画や進行に縛られ、自由な発想を存分に発揮できる場面が限られていました。ハライチの澤部佑さんと岩井勇気さんも、コント力の高さが買われていましたが、番組内でそれを存分に見せる機会は多くありませんでした。MCを務める4人の芸人たちの個性が番組内で十分に生かされず、視聴者の支持を得ることができなかったのです。
「オドオド×ハラハラ」の企画に問題？
「オドオド×ハラハラ」は、レギュラー放送開始当初こそ斬新な企画に挑戦していましたが、次第に内容がマンネリ化し、視聴者の関心を引き付けることができなくなってしまいました。
斬新な企画からマンネリ化
「オドオド×ハラハラ」は、レギュラー放送開始当初、斬新な企画に挑戦していました。芸能人の意外な一面に迫る企画や、MCの4人が体を張った企画など、バラエティ番組らしい内容が目白押しでした。しかし、次第に企画内容がマンネリ化し、視聴者の関心を引き付けることができなくなってしまったのです。番組の企画会議では、新しいアイデアが出尽くした状態が続いたと言います。結果的に、後半はスターの豪邸を訪問する企画に頼る状態が続き、番組の魅力が薄れていったのです。斬新な企画が生まれなくなったことが、視聴率低迷の一因となりました。
豪邸訪問企画に頼る内容に
「オドオド×ハラハラ」の終盤は、スターの豪邸を訪問する企画に頼る状態が続きました。豪華な邸宅を見学し、そこに住むスターの素顔に迫るという内容です。しかし、この企画は他局の番組でも頻繁に見られるものであり、「オドオド×ハラハラ」ならではの魅力を打ち出すことができませんでした。豪邸訪問企画は、一時的には視聴者の関心を集めることができるかもしれません。しかし、それだけでは番組の長期的な人気を維持することは難しいでしょう。「オドオド×ハラハラ」は、新しい企画を生み出すことができず、既存の人気企画に頼らざるを得ない状況に陥ってしまったのです。
フジテレビの木曜ゴールデン改編
「オドオド×ハラハラ」の終了により、フジテレビの木曜ゴールデンタイムは大きな転換点を迎えます。後番組の行方や、視聴率回復に向けた局の挑戦に注目が集まっています。
「オドオド×ハラハラ」後番組は？
「オドオド×ハラハラ」の終了が決定し、フジテレビの木曜ゴールデンタイムの改編が注目されています。現在、「オドオド×ハラハラ」の後番組として、別のバラエティ番組を検討中とのことです。どのような番組が放送されるのか、詳細は明らかになっていませんが、視聴率回復に向けた新たな挑戦に期待が集まります。フジテレビは、「オドオド×ハラハラ」の終了について「改編についてはお答えしておりません」とコメントしています。新番組の情報は、正式な発表を待つ必要がありそうです。
視聴率回復なるか、挑戦続く
「オドオド×ハラハラ」の終了により、フジテレビの木曜ゴールデンタイムは大きな転換点を迎えます。視聴率回復に向けて、新たな番組作りに挑戦していくことになるでしょう。バラエティ番組の制作は、常に視聴者のニーズを捉えることが求められます。斬新な企画や、出演者の個性を生かした内容が求められるでしょう。フジテレビは、「オドオド×ハラハラ」の経験を生かし、より魅力的な番組作りに取り組んでいくことが期待されます。視聴率回復という大きな目標に向けて、局を挙げての挑戦が続きます。新番組の行方に注目が集まります。
まとめ：オードリー&ハライチ「オドオド×ハラハラ」9月終了決定
フジテレビのバラエティ番組「オドオド×ハラハラ」が、2024年9月での終了が決定しました。わずか1年でのレギュラー放送終了となります。MCを務めたオードリーとハライチという人気お笑いコンビの化学反応に期待が寄せられましたが、十分な結果には結びつきませんでした。演出を担当した元テレビ東京の佐久間宣行さんの手腕も発揮できず、番組は視聴率低迷に苦しみました。
番組終了の背景には、斬新な企画が生まれなくなったことや、豪邸訪問企画に頼る内容になってしまったことなどが指摘されています。フジテレビは、「オドオド×ハラハラ」の後番組として新たなバラエティ番組を検討中です。視聴率回復に向けて、局を挙げての挑戦が続きます。「オドオド×ハラハラ」の経験を生かし、より魅力的な番組作りが求められるでしょう。
