ハイツ友の会 清水香奈芽&西野の解散コメント全文 芸人引退とピン活動への決意

こんにちは、NIMOです。お笑いコンビ「ハイツ友の会」(ハイツとものかい)が2023年3月31日、解散することを発表しました。結成から5年、数々の賞レースで活躍してきた二人ですが、清水香奈芽(しみず かなめ)さんは芸人引退を決意、西野(にしの)さんはピン芸人としての活動を継続するとのことです。本記事では、お二人の解散に至った経緯や理由、そして解散コメントの全文をお届けします。

目次

ハイツ友の会が解散を発表!芸歴5年の活動に幕

2019年に結成されたハイツ友の会は、西野さんのボケと清水香奈芽さんのツッコミという唯一無二のスタイルで人気を博してきました。賞レースでも早い時期から頭角を現し、「THE W」や「M-1グランプリ」でも好成績を収めるなど、将来を嘱望されるお笑いコンビでした。しかし、この度、5年間の活動に幕を下ろすことになりました。

結成から5年、賞レースでも活躍したハイツ友の会

ハイツ友の会は、2019年に結成されたお笑いコンビです。西野さんが日常生活の素朴な疑問などを口にして、清水香奈芽さんがボソボソとした喋りのツッコミを入れるという、他にはないスタイルで注目を集めました。結成から間もなく、2020年の「Wー1」で準決勝進出を果たすなど、賞レースでも早くから活躍。2022年には、女芸人No.1決定戦「THE W」で初の決勝進出、「M-1グランプリ」でも準決勝に進出するなど、着実にステップアップを重ねてきました。ネタを褒められることも多く、ライブに呼ばれる機会も増え、多くのファンから支持される存在となっていました。

解散発表は森ノ宮よしもと漫才劇場のライブ後に

解散の発表は、2023年3月31日、森ノ宮よしもと漫才劇場でのライブ終了後に行われました。ファンにとっては突然の知らせであり、会場は驚きと悲しみに包まれたといいます。コンビ結成から5年、ちょうど節目の時期に下した決断でした。

清水香奈芽、芸人引退を決意した理由とは

ハイツ友の会の解散と同時に、清水香奈芽さんは芸人引退を表明しました。NSC(吉本総合芸能学院)時代を含めると6年間の芸人生活に区切りをつける決意をしたのです。

「芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました」

清水香奈芽さんは解散コメントの中で、「この5年間でたくさんのことを経験させていただきました。NSCを合わせたら6年間にもなります。そんな日々を過ごす中で、嬉しいこともそうでないことも少しずつ積み重なった結果、芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました」と心境を吐露。芸人という職業に対する満足感はあるものの、様々な経験を積み重ねる中で、いつかは芸人を辞める日が来ると考えるようになったそうです。5年目という節目のタイミングで、引退を決意したとのことでした。

「芸人という職業を経験できて良かった」と感謝のコメント

一方で清水香奈芽さんは、「劇場メンバーになるという大きな目標が思っていたよりもスムーズに達成できたり、自分が芸人になる前に"おもしろい""すごい"と思ってみていた方々、近しい先輩、同期、後輩など周りとの関係が徐々に深まっていったり、ネタを褒めてもらえたり、ライブに呼んでいただいたり、ライブをみた方々が共感してくださったり、そして劇場メンバーになってから次の目標としていた各賞レースの本選などにも出場できたり。これだけにはとどまりませんが、どれも嬉しかったです」と、芸人としてのこれまでの活動を振り返り、支えてくれた周囲への感謝の気持ちを述べました。「総じて、芸人という職業を経験できて良かったです。本当にありがとうございました」と、ファンや関係者へ向けたメッセージも添えています。

西野、ピン芸人としての活動継続を表明

コンビの解散に伴い、西野さんはピン芸人としての活動を継続することを発表しました。解散までの葛藤や、ピンでやっていく決意などを赤裸々に語っています。

「ずっと心には『辞めたい』がありました」解散までの葛藤

西野さんは、「様々なことが重なり昨年の春頃に芸人を辞めたい気持ちが閾値を超えました。それから気持ちの上がり下がりはありましたが一定閾値を超えた状態での上がり下がりでした。ずっと心には辞めたいがありました」と、解散に至るまでの心の葛藤を吐露。コンビで話し合いを重ねる中で、来年3月までという案が出たときに、「とてもしっくりきた」そうです。賞レースで決勝まで行けても優勝できる自信がなく、特にこの1年は苦しかったと振り返りました。優勝できない状況が続くのであれば、今辞めてしまおうと考えたといいます。

「やはり自分はこの職業が好き」ピンでの活動を決意

一方で西野さんは、「退所するつもりでいましたが、最後の日が近づくにつれ、ピンで活動していく選択肢が自分の中で数日前から出てきました。退所したい気持ちとネタを作ってやり続けたい気持ちが同じくらいの熱量で数秒ごとに自分の中でせめぎ合い、毎日とても悩み、やはり自分はこの職業が好きだと改めて思い、今朝、していく気持ちが固まりました」と、ピン芸人としてやり続ける決意を新たにしたことを明かしました。吉本興業に残り、ピンでネタを作り続けていきたいという西野さん。「形は変わりますが、今後もネタを楽しんでいただけましたら幸いです」と、ファンへ向けてメッセージを送りました。

清水香奈芽 解散・引退コメント全文

ここでは、清水香奈芽さんの解散・引退コメントの全文をご紹介します。

「NSCを合わせたら6年間」の活動を振り返る

「これまでみてくださったり関わってくださった皆様、ありがとうございました。この5年間でたくさんのことを経験させていただきました。NSCを合わせたら6年間にもなります。そんな日々を過ごす中で、嬉しいこともそうでないことも少しずつ積み重なった結果、芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました。芸歴5年目というのはキリが良いので考えるタイミングにもなりました。実際に今やめようと思える程度にはこの職業での活動に満足したことも、理由の1つです。劇場メンバーになるという大きな目標が思っていたよりもスムーズに達成できたり、自分が芸人になる前に”おもしろい””すごい”と思ってみていた方々、近しい先輩、同期、後輩など周りとの関係が徐々に深まっていったり、ネタを褒めてもらえたり、ライブに呼んでいただいたり、ライブをみた方々が共感してくださったり、そして劇場メンバーになってから次の目標としていた各賞レースの本選などにも出場できたり。これだけにはとどまりませんが、どれも嬉しかったです。」

「総じて、芸人という職業を経験できて良かったです」

「もちろん賞レースで優勝できたら尚良かったですが、先ほども書いた通り、活動する中で様々な要因が積もり、芸人を一生続けることはないという意思がだんだんと固まっていったので、いつ優勝できるかわからないまま芸人を続けるのは難しく感じました。やめる人たちと思われながらネタなどをみられるのが嫌だったので、今日までお伝えしませんでした。総じて、芸人という職業を経験できて良かったです。本当にありがとうございました。清水香奈芽」

西野 解散コメント&ピン活動への決意 全文

続いて、西野さんの解散コメントとピン活動への決意の全文をお届けします。

「退所したい気持ちとネタを作ってやり続けたい気持ちが同じくらいの熱量で」

「様々なことが重なり昨年の春頃に芸人を辞めたい気持ちが閾値を超えました。それから気持ちの上がり下がりはありましたが一定閾値を超えた状態での上がり下がりでした。ずっと心には辞めたいがありました。2人で何度か話し、来年3月までという案が向こうから出たとき自分の中でとてもしっくりきました。賞レースの決勝まではいけても優勝できる気がせず、特にこの1年間本当に苦しかったです。様々な言葉をかけていただきますが、今の漫才やコントの形を変えると自分たちのやりたいネタではなくなります。ですが今の形のままだと優勝できません。優勝できない状況でやり続けるより、今辞めてしまおうと思いました。退所するつもりでいましたが、最後の日が近づくにつれ、ピンで活動していく選択肢が自分の中で数日前から出てきました。退所したい気持ちとネタを作ってやり続けたい気持ちが同じくらいの熱量で数秒ごとに自分の中でせめぎ合い、毎日とても悩み、やはり自分はこの職業が好きだと改めて思い、今朝、していく気持ちが固まりました。」

「形は変わりますが、今後もネタを楽しんでいただけましたら幸いです」

「これからも吉本興業所属でネタをさせていただけたらと思っております。形は変わりますが、今後もネタを楽しんでいただけましたら幸いです。西野」

まとめ:ハイツ友の会 清水香奈芽&西野の解散コメント全文 

お笑いコンビ「ハイツ友の会」の解散発表から一夜明け、清水香奈芽さんと西野さんのコメント全文が公開されました。結成から5年間、独自のスタイルで人気を博し、賞レースでも活躍してきた二人ですが、それぞれの想いから解散という結論に至ったようです。

清水香奈芽さんは、芸人という職業に一区切りつけるタイミングだと感じ、引退を決意。6年間の活動を振り返りつつ、支えてくれた周囲への感謝の気持ちを述べました。一方の西野さんは、解散までの葛藤を赤裸々に語る中で、ピン芸人としてネタ作りを続けていく決意を新たにしたことを明かしています。

ファンにとっては残念なニュースではありますが、二人のこれからの活躍にも期待が集まります。清水香奈芽さんの新たな道、そして西野さんのピン芸人としての挑戦。変わらず二人を応援していきたいですね。

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