こんにちは、NIMOです。かつて「日本で一番忙しい司会者」と呼ばれ、多くの番組で活躍してきたみのもんたさん。2019年秋にパーキンソン病と診断されましたが、前向きな姿勢で病気と向き合っています。
みのもんた、パーキンソン病と診断されるも前向きな姿勢を貫く
みのもんたさんは2019年秋、パーキンソン病と診断されました。しかし、病気に屈することなく、前向きに闘病生活を送っています。
「考え込んでも仕方ない」と病気と向き合う
みのもんたさんは、病名を聞いた時につらい病気だと思ったそうです。それでも、「考え込んでも仕方ない」と前向きな姿勢を貫いています。力を入れ過ぎずに病気と向き合っていこうと決意したみのもんたさん。最近では階段の下りが難しくなってきたそうですが、ネガティブにならずに日々を過ごしています。
リハビリと投薬で闘病生活を送る
パーキンソン病の治療は、主に投薬とリハビリが中心となります。みのもんたさんも、処方された薬を飲みながら、リハビリに励んでいます。自転車をこいだり、指圧をしてもらったり、ラジオ体操のような運動をトレーナーの指導のもと行っているそうです。体力や筋力、柔軟性の維持を目的に、毎日のリハビリを欠かさず続けています。
会長室でのリハビリの様子を初公開
みのもんたさんは現在、父親から継いだ水道メーター製造・販売会社「ニッコク」の会長を務めています。その会長室には、ベッドと自転車型のトレーニング機器が置かれており、リハビリに励む様子が初公開されました。
自転車こぎや指圧などのリハビリメニュー
みのもんたさんのリハビリメニューには、自転車こぎや指圧などが含まれています。週に2回、トレーナーが会長室を訪れ、みのもんたさんの体調に合わせてリハビリを行っているそうです。自転車こぎは、下半身の筋力維持や全身の血行促進に効果的。指圧は、筋肉の緊張をほぐし、リラックス効果が期待できます。このようなリハビリを継続することで、パーキンソン病の進行を少しでも遅らせることを目指しています。
「もうすぐ80歳。少しふらついてもいい」と前向きに
2024年8月でめでたく傘寿を迎えるみのもんたさん。「もうすぐ80歳。この年齢なら少しふらついてもいいよね」と前向きにコメントしています。体の衰えは感じつつも、気力は衰えていないみのもんたさん。歩く足取りはゆっくりですが、声には十分張りがあり、明るい表情は全盛期と変わりません。病気と向き合う中でも、ポジティブな姿勢を崩さないみのもんたさんの強さが伝わってきます。
銀座でのお酒は続行、「ドンペリ」にかけて笑いも
みのもんたさんといえば、銀座の夜の顔としても知られています。全盛期は睡眠時間が2時間になっても、毎晩銀座を飲み歩いていたそうです。パーキンソン病と診断された今でも、銀座でのお酒は欠かせないようです。
「今でも毎晩飲んでる。1週間でボトル1本ぐらい」
「今でも毎晩飲んでますよ。1週間でボトル1本ぐらいのペース」とみのもんたさん。医師からお酒を止められていないそうで、適量を楽しんでいるようです。以前ほど銀座に行く頻度は減ったものの、「週に1、2度だね」と話すなど、お酒を飲みに行く習慣は続いています。
「ドンペリドン」の薬をジョークに
みのもんたさんは、処方された薬の名前が「ドンペリドン」だったそうです。高級シャンパン「ドンペリ」を連想させるこの薬名を、みのもんたさんはジョークのネタにしています。「あなたにピッタリですねって言われたよ」と笑い飛ばすみのもんたさん。「ドンペリのおかげか、おいしく感じるよ」とお酒を楽しむ様子からは、病気に負けない明るさが伝わってきます。
伊集院静さんのお別れの会にも出席
2024年3月、作家の伊集院静(いじゅういん しずか)さんのお別れの会に、みのもんたさんも出席しました。久々に公の場に姿を現したみのもんたさんに、体調を心配する声も上がりました。
久々の公の場に登場し、体調への心配も
伊集院静さんのお別れの会では、みのもんたさんの体調を心配する声が多く聞かれました。パーキンソン病と診断されてからは、公の場に姿を見せる機会が減っていたためです。しかし、みのもんたさん本人は「しゃべる仕事があればいくらでもしゃべりますよ」と元気な様子。体調への心配をよそに、エネルギッシュな姿勢を見せました。
「しゃべる仕事があればいくらでも」とエネルギッシュな姿勢
「めった斬りしちゃうよ!」と話すみのもんたさん。お別れの会での様子からは、司会者としての鋭さも健在であることがうかがえました。パーキンソン病と診断されても、「しゃべる仕事があればいくらでも」と意欲的な姿勢を崩していません。みのもんたさんの声はエネルギーに満ちており、病気に負けない強さを感じさせました。
みのもんたのプロフィール
みのもんたさんは、長年にわたって司会者やキャスターとして活躍してきました。その功績は、ギネス世界記録にも認定されるほどです。
「日本で一番忙しい司会者」と呼ばれた全盛期
みのもんたさんは、かつて「日本で一番忙しい司会者」と呼ばれていました。全盛期は、在京民放5局全てでレギュラー番組を持ち、朝昼夜と幅広い時間帯で活躍していました。代表的な番組には、「午後は○○おもいッきりテレビ」(日本テレビ系)や「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)などがあります。多忙を極める中でも、視聴者を楽しませる司会ぶりは高く評価されていました。
ギネス世界記録にも認定された活躍
みのもんたさんの活躍は、ギネス世界記録にも認定されています。2006年11月28日、「一週間で最も長時間、テレビの生放送に出演する司会者」としてギネス世界記録に認定されました。記録は21時間42分。1日平均3時間以上、生放送に出演していたことになります。この記録は、日本のテレビ史上でも異例の長さであり、みのもんたさんの仕事ぶりの凄さを物語っています。
まとめ:パーキンソン病のみのもんた、銀座でのお酒は続行。
みのもんたさんは、2019年秋にパーキンソン病と診断されましたが、「考え込んでも仕方ない」と前向きな姿勢で病気と向き合っています。会長室でのリハビリの様子を初公開し、自転車こぎや指圧などに励む日々を明かしました。また、銀座でのお酒も続行中で、「ドンペリドン」の薬名をジョークに変えるなど、明るさは健在です。伊集院静さんのお別れの会にも出席し、「しゃべる仕事があればいくらでも」とエネルギッシュな姿勢を見せました。
みのもんたさんの前向きな姿勢には感銘を受けます。パーキンソン病という難病と診断されても、ネガティブにならず、リハビリに励み、お酒を楽しむ姿は、多くの人に勇気を与えてくれるでしょう。「日本で一番忙しい司会者」と呼ばれ、ギネス世界記録にも認定された活躍を思えば、病気と向き合う姿はより一層輝いて見えます。
みのもんたさんの言葉にあるように、「考え込んでも仕方ない」のかもしれません。大切なのは、今を前向きに生きること。みのもんたさんの姿勢に学び、私たちも日々の生活の中で、ポジティブな気持ちを忘れずにいたいものです。みのもんたさんには、これからも病気と向き合い、前を向いて歩み続けてほしいと思います。そして、みのもんたさんの明るさとエネルギーが、多くの人々の心に灯りをともし続けることを願っています。