古手川祐子、離婚理由と女優人生の転機~西部警察からゆとりですがなにかまで~

 こんにちは、NIMOです。古手川祐子(こてがわ ゆうこ)さんは、1980年代から1990年代にかけて活躍した大人気女優です。彼女の女優人生は、数々の名作ドラマや映画に彩られていますが、その裏側には離婚や女優業への不安など、様々な苦悩があったことはあまり知られていません。古手川祐子さんの女優人生の転機となった出来事や、離婚の真相、そして現在の生活について詳しく探っていきます。

目次

古手川祐子、女優人生の転機となった西部警察でのブレイク

古手川祐子さんは、1976年に芸能界デビューを果たしました。そして、1979年に出演したドラマ「西部警察」での好演が、彼女の女優人生の大きな転機となったのです。

1万人の中から選ばれ、76年に芸能界デビュー

古手川祐子さんは、1976年、東宝とカネボウが共催した「ミス・サラダガール・コンテスト」で、約1万人の応募者の中から見事1位に選ばれました。このコンテストがきっかけとなり、古手川祐子さんは同年公開の映画「星と嵐」で女優デビューを果たしました。当時高校2年生だった彼女は、その美貌と演技力で瞬く間に注目を集めることになります。

西部警察での好演が女優人生の転機に

1979年、古手川祐子さんはテレビドラマ「西部警察」に出演しました。このドラマで、彼女は主演の渡哲也(わたり てつや)さん演じる大門圭介の妹・アコ役を好演し、一躍人気女優の仲間入りを果たしました。「西部警察」は、当時の視聴率ランキングで常に上位を占める人気作品で、古手川祐子さんの名前も全国区になりました。この出演をきっかけに、彼女は数多くのドラマや映画、CMなどに引っ張りだこになり、女優としてのキャリアを着実に積み重ねていきました。

田中健との結婚と離婚の真相

古手川祐子さんは、私生活では1986年に俳優の田中健(たなか けん)さんと結婚しました。しかし、13年間の結婚生活の末、1999年に離婚することになります。ここでは、その結婚と離婚の真相に迫ります。

芸能界初の「交際宣言」で話題に

古手川祐子さんと田中健さんは、1980年のドラマ「夜の傾斜」で共演したことがきっかけで交際をスタートさせました。当時、芸能界では交際を公にすることは珍しく、二人が「交際宣言」をしたことで大きな話題を呼びました。1986年には結婚し、翌1987年には長女が誕生。一見順風満帆に見えた二人の結婚生活でしたが、やがて問題が浮上してきます。

息苦しい生活と価値観の違いが離婚の原因に

古手川祐子さんと田中健さんの結婚生活は、当初から様々な問題を抱えていました。まず、田中健さんが古手川祐子さんの実家に婿入りしたことで、義父との確執が生じていたと言われています。また、出産後も仕事を優先する古手川祐子さんに対し、家庭に入ってほしかった田中健さんは不満を抱いていたようです。役者同士の結婚では、仕事量や収入の差が問題になることも多く、二人の間でも同様の悩みがあったと考えられます。こうした息苦しい生活の中で、田中健さんは趣味のケーナ(南米の民俗楽器)の練習に没頭するようになりました。しかし、自宅で音を奏でると家族から「うるさい」と言われてしまう始末。結局、田中健さんはケーナの練習用にマンションを借りることになり、夫婦は別居を始めました。価値観の違いや、すれ違いが徐々に大きくなっていった二人は、1999年、13年間の結婚生活にピリオドを打ちました。

女優業への不安と更年期障害の影響

古手川祐子さんは、離婚と同時期に女優業への不安を抱えるようになりました。40代になり、演じられる役が減ってきたことに加え、更年期障害にも悩まされていたのです。

40代になり演じられる役が減少

「40代になると、演じられる役が少なくなってしまう」と古手川祐子さんは嘆いていたそうです。彼女が40代になった頃、ドラマの中心は20代の若手俳優に移りつつあり、「大人の恋愛モノ」のような古手川祐子さんが希望する役柄の作品が減少していました。女優にとって、年齢とともに役柄の選択肢が狭まっていくことは大きな悩みの種です。古手川祐子さんも、女優としてのキャリアの行く末に不安を感じていたのでしょう。

更年期障害に悩まされるも、プロ意識で乗り越える

40代後半になると、古手川祐子さんは更年期障害にも悩まされるようになりました。体形維持が困難になり、女優業を続けることが肉体的にも精神的にも大きな負担となっていったのです。しかし、古手川祐子さんはプロ意識を持ってこの困難な時期を乗り越えました。役者としての仕事を何とか続けながら、更年期障害と向き合っていったのです。

最後の出演作「ゆとりですがなにか」と表舞台からの退場

古手川祐子さんは、2016年のドラマ「ゆとりですがなにか」を最後に、表舞台から姿を消しました。ここでは、彼女の最後の出演作と、女優業からの退場の背景について見ていきます。

2016年の「ゆとりですがなにか」を最後に女優業を休業

2016年に放送されたドラマ「ゆとりですがなにか」で、古手川祐子さんは主演の柳楽優弥(やぎら ゆうや)さん演じる主人公の母親役を務めました。このドラマを最後に、古手川祐子さんは女優業を休業することになります。「ゆとりですがなにか」は、古手川祐子さんにとって女優人生の集大成とも言える作品となりました。

娘・綾那の突然の引退宣言で古手川の現在に注目が集まる

2024年2月、古手川祐子さんの一人娘で女優の綾那(あやな)さんが、芸能界からの引退を発表しました。この突然の引退宣言により、古手川祐子さんの現在の生活にも注目が集まることになります。綾那さんは「母を看病するため」に引退するのではないかという憶測も飛び交いましたが、重病説を否定。一緒に穏やかな生活を送っていることを明かしました。

ガーデニングに没頭する引退生活?と再始動の可能性

現在の古手川祐子さんは、表舞台から離れ、ガーデニングに没頭する日々を送っているそうです。ここでは、彼女の引退生活のような様子と、女優業再開の可能性について探ります。

体調は大丈夫、家事も娘と交互にこなす

古手川祐子さんは現在、娘の綾那さんと母親の3人で暮らしています。体調については、更年期障害などの影響はあったものの、今は大丈夫だと語っています。家事も綾那さんと交互に行っているそうで、穏やかな日々を送っているようです。古手川祐子さんにとって、今は「ゆっくりしたい」という気持ちが大きいのかもしれません。

気力が甦ったら表舞台に立つ可能性も

古手川祐子さんは、女優業からの完全な引退は否定しています。娘の綾那さんも「母は気力が甦ったら、また表舞台に立とうと思うかもしれません」と語っています。現在64歳の古手川祐子さんですが、女優魂は健在のようです。ガーデニングに勤しみながら、女優業への復帰の日を静かに待っているのかもしれません。

まとめ:古手川祐子、離婚理由と女優人生の転機

古手川祐子さんの女優人生は、「西部警察」での大ブレイクから始まり、数々の名作ドラマや映画に彩られてきました。しかし、その裏側には離婚や女優業への不安、更年期障害との闘いなど、様々な苦悩があったのです。2016年の「ゆとりですがなにか」を最後に表舞台から姿を消した古手川祐子さんですが、今は娘の綾那さんと母親と穏やかな日々を送っています。ガーデニングに没頭しながら、女優業復帰の日を静かに待っているのかもしれません。古手川祐子さんの今後の動向から、目が離せません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次