妻夫木聡、渡辺謙との共演で魂の叫びを表現!「生きとし生けるもの」撮影秘話と役作りの裏側

こんにちは、NIMOです。2024年5月6日に放送されたテレビ東京スペシャルドラマ「生きとし生けるもの」で、妻夫木聡(つまぶき さとし)さんと渡辺謙(わたなべ けん)さんが運命的な共演を果たしました。本記事では、二人の俳優が魂の叫びを表現するために行った役作りの裏側と、撮影現場の秘話をお届けします。

目次

妻夫木聡と渡辺謙、「生きとし生けるもの」での運命的な共演

妻夫木聡さんと渡辺謙さんは、過去にも共演作品がありましたが、今回の「生きとし生けるもの」では、より深い絆を感じさせる演技を見せてくれました。この作品は人生に悩む医者と余命宣告された患者の2人が、人は何のために生き、何を残すのかという永遠の問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンドラマで、人生に悩む内科医・佐倉陸を演じるのは妻夫木聡さん、陸と旅をする余命宣告を受けている男・成瀬翔を演じるのが渡辺謙さんです。

池袋ウエストゲートパークから続く二人の絆

妻夫木聡さんと渡辺謙さんは、2000年に放送されたTBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で初めて共演しました。当時、妻夫木聡さんは若手俳優として注目を集めており、ベテラン俳優の渡辺謙さんとの共演は大きな経験となったそうです。それから20年以上が経過し、再び同じ現場で演技を披露できたことを、妻夫木聡さんは喜びと感慨深さを込めて語っていました。

謙さんロスに陥った現場の雰囲気

渡辺謙さんは撮影の途中でクランクアップを迎えたため、その後の現場は「謙さんロス」に陥ったと妻夫木聡さんは振り返ります。渡辺謙さんの存在は現場の雰囲気を和ませ、特別な存在感を放っていたそうです。妻夫木聡さんは「謙さんがいると場が和みます。今回、先にクランクアップされて、現場が謙さんロスになりました。そういう特別な存在感を持った方です」と語り、渡辺謙さんへの敬意と親しみを表現しました。

妻夫木聡、役作りへの情熱と徹底したこだわり

妻夫木聡さんは役作りに対して情熱を注ぎ、徹底したこだわりを持つことで知られています。役作りでは、『何でもやらないと気が済まない』タイプだと明かし「生きとし生けるもの」でも、その姿勢は健在でした。

ソロキャンプで追求した"世界一おいしいウインナー"

ドラマの中で、妻夫木聡さん演じる佐倉陸がキャンプ場で世界一おいしいウインナーを焼くシーンがあります。妻夫木聡さんは撮影前に実際にソロキャンプを体験し、ウインナーを焼く練習をしたそうです。しかし、想像以上に上手くいかず、クーラーボックスの保冷剤が良すぎてソーセージが固まってしまい、うまく焼けなかったとのこと。それでも本番では、練習の成果が発揮され、おいしそうなウインナーを焼き上げることができたと語っています。

18時間のおむつ着用で体感した役柄の苦悩

妻夫木聡さんは、役柄の苦悩を体感するために、18時間におよぶおむつ着用に挑戦しました。ベッドの上で過ごすことで、体の自由が奪われる不便さや不快感を味わったそうです。妻夫木聡さんは「本当にキツかったですね」と振り返りますが、この経験が演技の説得力につながったのではないでしょうか。

渡辺謙の提案で実現した、テストなしの本番撮影

渡辺謙さんの提案により、あるシーンではテストなしで本番撮影が行われました。これにより、リアルな緊張感と臨場感が生まれました。

生きている感がある、一発勝負の緊張感

通常、日本のドラマ撮影では、本番前に何度もテストを行うのが一般的です。しかし、渡辺謙さんは「テストなしでやってもいい?」と提案し、妻夫木聡さんもそれに賛同しました。テストなしの一発勝負は、スタッフにとっても大変な挑戦でしたが、その分、生きている感があったと妻夫木聡さんは語ります。久しぶりに味わう緊張感の中で、二人の俳優は魂を込めて演技に臨んだのです。

魂の叫びを表現するための渾身の演技

テストなしで撮影されたシーンは、魂の叫びを表現する重要な場面でした。妻夫木聡さんと渡辺謙さんは、一発勝負の緊張感の中で、渾身の演技を披露しました。妻夫木聡さんは「そこは、魂の叫びが表現できたら良いよねというシーンだったからかもしれませんが、久しぶりの緊張感でした」と振り返り、二人の俳優が心を込めて演技に臨んだことを伺わせます。

妻夫木聡が語る、俳優としての人生観の変化

妻夫木聡さんは、俳優としてのキャリアを重ねる中で、人生観に変化が生まれたと語ります。特に家族ができたことで、今を生きる幸せを感じられるようになったそうです。

家族ができて感じるようになった、今を生きる幸せ

妻夫木聡さんは、子どもができるまでは「まい進するのみ」という考えで俳優人生を歩んできましたが、家族ができたことで「僕は家族のために生きているんだな」とはっきり感じるようになったと言います。以前は「今を生きる」という言葉に違和感を覚えていましたが、今ではコーヒーを飲んでいるその瞬間でも幸せを感じられるようになったそうです。

作品を通して深まった、人生の意味への思索

「生きとし生けるもの」は、人は何のために生きるのかをテーマに描いた作品です。妻夫木聡さんは、この作品を通じて、人生の意味についての思索がより深まったと語ります。家族のために生きることの大切さを再認識し、今を生きる幸せをかみしめる気持ちが強くなったのだと言います。

若手俳優へ贈る、妻夫木聡からのアドバイス

ベテラン俳優となった妻夫木聡さんは、若手俳優に向けて、大切にしてほしいことを伝えています。

売れたい気持ちよりも、芝居を楽しむことを大切に

妻夫木聡さんは、若手俳優に対して「売れたい気持ちが先に出て、こなす芝居になることがありますが、僕は芝居を楽しむことを大切にした方が良いんじゃないかなと伝えています」とアドバイスします。俳優としてのキャリアを積む中で、時には売れることへの焦りから、芝居を楽しむ気持ちを忘れてしまうこともあるかもしれません。しかし、妻夫木聡さんは、芝居を心から楽しむことこそが、俳優にとって大切な姿勢だと説いています。

新人時代の感性を武器に、演技に挑戦し続ける

妻夫木聡さんは、新人俳優ならではの感性の大切さも説いています。「新人の時にぽんと感性だけで出てきた時の感じは、若い人にしかない武器」だと言います。経験を積むことも大切ですが、新鮮な感性を失わずに、演技に挑戦し続けることが、俳優としての成長につながるのではないでしょうか。

まとめ:妻夫木聡、渡辺謙との共演で魂の叫びを表現!

妻夫木聡さんと渡辺謙さんが魂の叫びを表現した「生きとし生けるもの」の撮影秘話と、妻夫木聡さんの役作りへのこだわりを探ってきました。二人の俳優が織りなす特別な化学反応と、妻夫木聡さんの俳優人生の変化や若手へのアドバイスは、多くの示唆に富んでいます。これからも、妻夫木聡さんと渡辺謙さんの活躍から目が離せません。

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