こんにちは、NIMOです。来年、デビュー30周年を迎える岡本真夜（おかもと まよ）さん。彼女は、幼少期にピアニストを目指していましたが、運命的な出会いによって歌手への道を歩むことになりました。ここでは、岡本真夜さんの音楽人生を紐解きながら、「TOMORROW」誕生の裏側や世間とのギャップについて探っていきます。
岡本真夜、ピアニストを目指していた幼少期
岡本真夜さんは、幼い頃からピアノに親しんでいました。クラシック音楽に魅了され、将来はピアニストになることを夢見ていたのです。
小学3年生からピアノに没頭
岡本真夜さんは、小学3年生の時からピアノのレッスンを始めました。毎日数時間をピアノに捧げ、クラシック音楽に没頭する日々を送っていました。レッスンに通い、練習に励む真夜さんの姿は、周囲の人々を驚かせるほどでした。彼女の情熱と才能は、誰の目にも明らかでした。
将来はピアニストになると確信
岡本真夜さんは、ピアノを弾くことが生きがいであり、将来はプロのピアニストになることを強く望んでいました。クラシック音楽に心を奪われ、偉大な作曲家たちの作品を演奏することを夢見ていました。岡本真夜さんの周囲の人々も、彼女の才能を認め、ピアニストとしての将来を期待していたのです。
DREAMS COME TRUEの曲との出会いが人生を変えた
岡本真夜さんの人生を大きく変えたのは、高校生の時に出会ったDREAMS COME TRUEの曲でした。この出会いが、岡本真夜さんの音楽人生を大きく動かすことになります。
「未来予想図II」に衝撃を受ける
高校1年生の時、岡本真夜さんはたまたまラジオでDREAMS COME TRUEの「未来予想図II」を聴きました。その曲のアウトロで流れるボーカル、吉田美和（よしだ みわ）さんの歌声に、岡本真夜さんは鳥肌が立つほどの衝撃を受けたのです。日本人でこれほど上手に歌える人がいることに驚き、感動したと言います。
歌手への夢が芽生える
「未来予想図II」との出会いをきっかけに、岡本真夜さんは歌手への夢を抱くようになりました。それまでクラシック一筋だった彼女が、ポップスやロックにも興味を持ち始めたのです。岡本真夜さんは、友人とカラオケに通い、歌の練習に励むようになりました。ピアニストへの夢から、歌手への夢へと、岡本真夜さんの人生は大きく舵を切ったのでした。
「TOMORROW」誕生の裏側
岡本真夜さんのデビュー曲「TOMORROW」は、彼女の代表曲として知られています。しかし、この曲の誕生には、知られざる裏側があったのです。
シンガーソングライターとしての第一歩
岡本真夜さんは、上京後、所属事務所のスタッフから曲作りを勧められました。作曲の基礎知識もない岡本真夜さんでしたが、思い付いたメロディーをカセットテープに録音し、パズルのように組み合わせて曲を作っていきました。こうして出来上がったのが、「TOMORROW」を含む3曲だったのです。岡本真夜さんは、シンガーソングライターとしての第一歩を踏み出しました。
バラード曲からアップテンポへの変更
当初、「TOMORROW」はミディアムバラードとして作られていました。しかし、ドラマ「セカンド・チャンス」の主題歌に決まった際、プロデューサーからアップテンポにするよう要請されたのです。岡本真夜さんは、自分の曲が変更されることに抵抗がありましたが、最終的には納得せざるを得ませんでした。結果的に、アップテンポの「TOMORROW」が大ヒットを記録することになります。
デビュー当時の葛藤と世間とのギャップ
岡本真夜さんは、デビュー当時、自分の理想と世間のイメージとの間で葛藤を抱えていました。顔出しNGを貫きたい思いと、レースのカーテンに囲まれたお嬢様のイメージとのギャップに悩んでいたのです。
顔出しNGを貫きたかった理由
岡本真夜さんは、デビュー当初、顔出しをせずに活動することを望んでいました。自分の歌だけが世に出ていけばいいと考え、ひっそりと暮らしたいと思っていたのです。しかし、所属事務所の方針で、徐々にメディアへの露出が増えていきました。岡本真夜さんは、自分のスタンスを貫きたい思いと、歌手としての責任との間で葛藤していました。
レースのカーテンとフランス映画のイメージとの違い
デビュー当時、岡本真夜さんは「レースのカーテンに囲まれた部屋で、紅茶を飲みながらフランス映画を観ているお嬢様」というイメージを持たれていました。しかし、岡本真夜さんの実際の生活は、そのイメージとは大きく異なっていたのです。部屋にレースのカーテンはなく、紅茶よりコーヒーを好み、フランス映画よりアメコミやマーベル作品が好きだったと言います。岡本真夜さんは、世間のイメージとのギャップに悩む時期もありましたが、今ではそれを気にしないようになったと話しています。
50歳を迎え、今だから語れる人生後半の目標
2024年、岡本真夜さんは50歳を迎えました。人生の折り返し地点に立ち、これからの人生について語っています。
自分らしく生きることの大切さ
岡本真夜さんは、50歳を機に、自分らしく生きることの大切さを実感しているそうです。これまでの経験や出会いを通して、自分の心に従って生きることが何より大事だと気づいたのだと言います。岡本真夜さんは、他人軸ではなく、自分軸で生きていくことを決意したのです。
デビュー30周年を前に、新たな決意
来年はデビュー30周年という節目の年でもあります。岡本真夜さんは、この30年を振り返り、新たな決意を抱いているそうです。これからは、後悔のない人生を歩んでいきたいと語ります。音楽活動はもちろん、プライベートでも充実した日々を送ることを目標に掲げています。岡本真夜さんは、50歳を迎え、人生の新たなステージに立とうとしているのです。
まとめ：岡本真夜、ピアニストの夢から歌手へ。
岡本真夜さんの音楽人生は、ピアニストを目指した幼少期から始まりました。DREAMS COME TRUEの曲との出会いが、彼女を歌手への道へと導いたのです。「TOMORROW」誕生の裏側や、デビュー当時の葛藤、世間とのギャップなど、岡本真夜さんの歩みには多くの試練がありました。しかし、50歳を迎えた今、岡本真夜さんは自分らしく生きることの大切さを実感し、新たな決意を抱いています。来年デビュー30周年を迎える岡本真夜さんの音楽人生は、新たなステージへと踏み出そうとしているのです。
