こんにちは、NIMOです。いとうあさこさんは、"イッテQ!"での活躍や劇団"山田ジャパン"での重要な役割を果たしながら、50代という年齢に全くとらわれず、そのエネルギーと好奇心を全開に展開し続けるカリスマ的存在です。彼女の元気の源と活力の秘訣は何なのでしょうか。この記事では、いとうあさこさんの活躍の背景と50歳を迎えてなお輝き続ける彼女の秘訣に迫ります。
いとうあさこ、50代の活力の源は「忘れること」
53歳という年齢でありながら、彼女が毎日のように身を投じているテレビや舞台の仕事から、彼女の活気は一向に衰えることがありません。そんな彼女が自身の50代の活力の源と語るのが「忘れること」。
レオタード姿の自虐ネタからの転身
過去に自虐的なネタで大ブレイクし、レオタード姿で「浅倉南、39歳! 最近なんだかイライラする!」と言う自虐ネタは社会現象ともいえるほどの大反響を呼びました。しかし、そんな過去の自分を蒸し返すことなく、いとうあさこさんはすぐに次へと視野を移します。「風が強い! イライラしちゃう!って言われても、観ている方も困っちゃいますもんね(笑)。また60歳くらいになった時に、赤いレオタードを着てリボンを振り回してみても面白いかな、なんて(笑)」と話します。これこそが彼女の進化を止めない秘訣の一つであると言えるでしょう。
忘れる技術とは?
しかし、「忘れること」が彼女の活力の源だと言っても、その謎は深まるばかり。いとうあさこさんにとっての「忘れること」の意味とは、つまらないことや嫌なことにくよくよと悩むことなく、常にポジティブでいるために、気持ちをクリアに保つためのテクニックのようです。「忘却は、神様がくれたプレゼントですね。イライラしたり、何か嫌なことがあっても、すぐに忘れる。だから楽しく生きていけるのかなと思います」と話す彼女の言葉からは、ストレスと向き合わず、常に前を向いて進んでいこうとするその姿勢が見て取れます。その「忘れる」がもたらす効果は、自分を常に新鮮な状態に保つことで、毎日の仕事やチャレンジに対するエネルギーを持続する力となっているようです。
『世界の果てまでイッテQ!』の背景 いとうあさこの全力投球
『世界の果てまでイッテQ!』でのいとうあさこさんの活躍は、彼女の50代という年齢を感じさせません。各回のロケへの全力投球が、視聴者へエネルギーと笑顔を運んでいます。その誰もが驚くような活動の源泉は何でしょうか。
体を張ったロケへの情熱
いとうあさこさんは、53歳にもなって体を張ったロケに果敢に挑む姿が印象的です。「私は40歳くらいまでほとんど仕事がなく、鳴かず飛ばずだったので、まだ若手感が抜けていないところがあって。まだまだブンブン! 肩をぶん回していますよ」と清々しく語り、「体を張る仕事もまだまだやらせていただきたい」とキッパリ宣言します。その情熱は視聴者に伝わり、さらに多くの笑顔を生むことに繋がっています。彼女の体を張ったロケへの情熱は、彼女自身の元気の源でもあり、それが視聴者にも多大なるエネルギーをもたらしています。
先輩出川哲朗との絆
また、彼女が旺盛なエネルギーを保ち続けるための重要な要素の一つが出川哲朗(でがわ てつろう)先輩との絆です。「やっぱりすごい兄さんがいるので」と事務所の先輩である出川哲朗さんの存在が大きいようで、「いまだに忘れられないんですが、アメリカで川から飛び出してくるでっかい鯉をキャッチするという恐ろしいロケをやったことがあって。地獄でしたね(笑)。だけどその時に、スタジオでVTRを観ていた出川さんが初めて『ジェラった』と言ってくださって。そこで『うわ! うれしい!』と思った私は、やっぱり体を張ることが好きなんでしょうね(笑)」と回顧します。この絆があるからこそ、いとうあさこはさらなる努力を惜しまず、常に前に進む力を持っています。
50代で「ババア」呼ばわり?その意味とは
いとうあさこさんが「ババア」と呼ばれている利点は何でしょうか。誤解や差別を恐れずに、「ババア」という称号を持つことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
「ババア」誕生の裏話
いとうあさこさんが「ババア」という呼び名を得るようになったのは、『イッテQ!』というテレビ番組に出演するようになってからです。番組の中で視聴者に語り掛けるナレーションの立木文彦(たちき ふみひこ)さんが初めて「ババア」と彼女を紹介したことから、「ババア」の称号は生まれました。「私のあだ名は基本的にずっと"あーちゃん"でした。『イッテQ!』に出るようになってから『ババア』と呼ばれるようになって、私は『やった!』と喜んだんです。自分にアイデンティティができたと感じたんでしょうね(笑)」と彼女自身が語っています。
堂々と名乗る「ババア」の理由
還暦を迎える年齢に近づいた現在もなお「ババア」という呼称を自らも使用し続けるいとうあさこさん。その理由を彼女自身が語ってくれました。「自分にアイデンティティができたと感じたんでしょうね(笑)。でもそれは立木(文彦)さんのナレーションもそうですが、番組を作っている皆さんの愛を感じるから。愛情のある『ババア』を浴びているわけです。知らない人から『ババア』と呼ばれたら、『なんだよ!』となりますからね(笑)」つまり、あだ名とは別に、"ババア"という呼び名はいとうあさこさん自身が自分をアピールし、視聴者に親しんでもらうための手段なのです。そして、そのシンプルな呼び名の背後には、自分自身を理解し、受け入れてくれるスタッフや視聴者への深い信頼と感謝が込められています。
劇団『山田ジャパン』でのいとうあさこの一面
お笑い芸人から脚本家・演出家に転向し、2008年に劇団『山田ジャパン』を旗揚げした山田能龍(やまだ よしたつ)さん。バラエティ番組『イッテQ!』での活躍も注目するいとうあさこさんが、その劇団にどのように関わり、またそこからどのような影響を受けているのかを見てみましょう。
いとうあさこの劇団参加背景
いとうあさこさんの劇団『山田ジャパン』への参加は、彼女がすでに舞台に対する強い興味を持っていたからこそ実現したものでした。「もともと私は舞台が大好きで、演劇をやってみたいなと思っていました。そんな時、知り合いの山田能龍さんが劇団を作るために、女優を探しているという話を聞きつけて。引き寄せられるように、『山田ジャパン』の活動をスタートさせました」と彼女自身が振り返ります。つまり、山田能龍さんの劇団設立は、舞台への彼女の夢とマッチしたのです。
『山田ジャパン』がいとうあさこに与えた影響
劇団『山田ジャパン』での活動は、いとうあさこさんに大きな影響を与えました。「多くの素晴らしい人々と仕事をし、新たな視点や感じ方を学びました。その経験は私の芸能生活全体に影響を与えており、一つの大きな財産となっています」と彼女は語ります。舞台で共演者たちと一緒に働くことで育まれる絆が、彼女自身の人間性と演者としての成長を支えています。彼女にとって劇団『山田ジャパン』は、自己表現の場として、また創造的なエネルギーを探求する場として、重要な位置を占めているのです。
『愛称→蔑称』で描かれる「あだ名禁止問題」について
今回は、近日公演の劇団『山田ジャパン』の新作『愛称→蔑称』を通して、いとうあさこさんがどのような役で出演し、その作品がどのようなメッセージを伝えるのか予想してみましょう。
『愛称→蔑称』のテーマとメッセージ
『愛称→蔑称』のテーマは、「あだ名禁止問題」を通じて我々の社会が直面する「個の尊重」や「多様性の認識」につながる深い問題を描くことになるでしょう。「あだ名」は個性を讃えるものでもあれば、個人の固有性を無視する形で用いられることもあります。その矛盾が浮き彫りになり、観客自身に「名前」や「あだ名」の意味や影響について考えさせる事でしょう。
いとうあさこの役割と解釈
いとうあさこさんが演じる役柄は、全体のテーマを明確に浮かび上がらせるものになるでしょう。自身が日常で名乗る「ババア」をアピールする彼女の演技は、「『愛称→蔑称』とは何か」というテーマに対する具体的なイメージを観客に提供することになると予想されます。いとうあさこさんは「この舞台の中では、いろいろな意見が交わされていきます。そこで『これはいいよね』『これは違うよね』というものがつかめていけたら楽しいなと。きっとお客様にとっても身近な題材だと思うので、一緒に討論会に参加しているような気持ちで楽しんでいただけたらうれしいです」と期待していました。
まとめ:50代元気の秘訣!いとうあさこの『イッテQ!』への情熱と劇団『山田ジャパン』
いとうあさこさんのエネルギーの源は、新たな挑戦への情熱と人々との深い絆にあることが見えてきました。彼女のパワフルさは、画面越しの『イッテQ!』での活動だけでなく、劇団『山田ジャパン』というフィールドでの挑戦にも広がっています。
彼女が演じる役割やその解釈は、観客に深い洞察と自己反省の機会を提供し、観客がそれぞれの人間関係や社会の理解を深めるための重要な要素となるでしょう。「愛称→蔑称」の公演は、「あだ名」の意味や影響について新たに考えるきっかけを提供し、個性や多様性に対する認識の変化を促すでしょう。
いとうあさこさんの活躍ぶりを見ることで、彼女がいかに情熱的で真剣に生きているかが感じられます。そこにはテレビ番組や舞台だけではなく、日々の生活における彼女の考え方や行動原理が詰まっています。その姿から学ぶことは多く、それが50代の元気の秘訣と言えるでしょう。
彼女の行動力と向上心を見て、多くの人々が新たな挑戦を始める勇気を感じ、自分自身を見つめ直すきっかけを得ることでしょう。いとうあさこさんのこれからの活躍が楽しみで、彼女から何を学ぶことができるのか、視聴者や観客それぞれが楽しみに待つことができると思います。
※「愛称→蔑称」の「→」は相互矢印が正式表記。