仙道敦子、更年期うつからの復活!休業理由、1人旅、そして「この世界の片隅に」での再始動

こんにちは、NIMOです。女優の仙道敦子(せんどう のぶこ)さんが、23年ぶりに女優業に復帰しました。結婚・出産を機に女優業から離れ、家庭に入っていた仙道敦子さんですが、更年期うつとの壮絶な闘いを乗り越え、再び女優として活躍しています。

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仙道敦子、23年ぶりの女優復帰

仙道敦子さんが、23年ぶりに女優業に復帰しました。1993年に俳優の緒形直人(おがた なおと)さんと結婚後、育児に専念していましたが、2018年のドラマ「この世界の片隅に」で見事に復帰を果たしました。

結婚・出産を機に自然と女優業から離れていた

仙道敦子さんは、1993年に俳優の緒形直人さんと結婚し、3人の子供を授かりました。子育てに専念するため、自然と女優業から遠ざかっていきました。仙道敦子さんにとって、家庭に入ったことは特別な決断ではなく、自然な流れだったそうです。「気づけば23年たっていた」と振り返る仙道敦子さん。長い間、女優業から離れていましたが、子育ての傍ら、自分の時間を大切にしながら充実した日々を送っていたといいます。家族との時間を何よりも大切にしていた仙道敦子さんですが、子供たちが成長し、自分の時間が持てるようになったことで、再び女優業に復帰する決意を固めたのです。

「この世界の片隅に」で母親役を好演

2018年、仙道敦子さんは23年ぶりに女優復帰を果たしました。TBS系ドラマ「この世界の片隅に」で、主人公・浦野すずの母親役を演じました。こうの史代(こうの ふみよ)さんの同名漫画を原作とするこのドラマは、第二次世界大戦下の広島を舞台に、すずとその家族の日常を描いた作品です。仙道敦子さんが演じたすずの母・キセノは、戦時下の厳しい生活の中でも家族を支え続ける強い母親。長年のブランクを感じさせない熱演で、視聴者を魅了しました。母親役の温かみのある表情と、時折見せる芯の強さが印象的で、仙道敦子さんの演技力の高さが話題になりました。

更年期うつとの壮絶な闘い

仙道敦子さんは40代後半に更年期障害を発症し、うつ状態にも陥りました。家族の支えを得ながら、必死に闘病生活を送ったそうです。

突然襲ってきた更年期症状

仙道敦子さんは、40代後半に更年期障害を発症しました。突然襲ってきた更年期症状に、仙道敦子さんは戸惑いを隠せなかったそうです。気分の落ち込みや不安感、イライラなどの精神的な症状に加え、頭痛や肩こり、不眠など身体的な不調にも悩まされました。更年期特有の症状に加え、うつ状態にも陥ってしまったのです。日常生活にも支障をきたすほどの症状に、仙道敦子さんは一時は絶望感を抱いたといいます。しかし、医師の診断を受け、更年期障害であることを知った仙道敦子さん。「更年期は誰にでも訪れるもの」と前向きに捉え直し、治療に専念する決意を固めました。

家族の支えが復帰への原動力に

更年期うつとの闘いは壮絶なものでしたが、仙道敦子さんを支えてくれたのは家族の存在でした。夫の緒形直人さんや子供たちの理解と協力があったからこそ、乗り越えることができたと仙道敦子さんは語ります。家族みんなで協力し合い、仙道敦子さんの心身の不調に寄り添ってくれました。辛い時期を支えてくれた家族への感謝の気持ちを胸に、仙道敦子さんは少しずつ症状と向き合っていったのです。家族の支えがあったからこそ、女優復帰への原動力になったのだと言います。「家族の絆の大切さを改めて実感した」と仙道敦子さん。更年期うつを乗り越えられたのは、家族の支えがあったからこそだったのです。

1人旅が更年期うつ脱出のカギ

更年期うつに苦しんでいた仙道敦子さんは、家族の提案で1人旅に出ることになりました。ニューヨークに住む友人宅に滞在する予定でしたが、世界情勢の悪化により、旅行はキャンセルせざるを得ませんでした。しかし、旅の準備を進める中で、仙道敦子さんは大きな変化を感じたのです。

家族の提案で計画した1人旅

更年期うつに苦しむ仙道敦子さんに、家族から1人旅の提案がありました。「ママ、1人で旅に行ってきたらどう?」と子供たちに言われた仙道敦子さん。当初は「そんなの行けないよ、大丈夫」と断っていましたが、家族の説得に押され、旅に出ることを決意します。行き先はニューヨークに住むお友達の家。飛行機のチケットを取り、現地でのジャズコンサートも予約しました。あとは出発を待つばかり。仙道さんは久しぶりの海外旅行に胸を躍らせていました。

旅に出られなくても得た大きな気づき

しかし、そんな矢先、世界情勢が悪化。結局、仙道敦子さんは予定していた旅行をすべてキャンセルすることになってしまいました。ところが、旅の準備を進める中で、仙道敦子さんは不思議な変化を感じていたのです。旅に出られなくなった時点で、今までのうつ状態がふっと抜けたことに気づき「私、治った!みんな治ったよー」って言いながら涙がでてきて、「いつでも行こうと思ったら行けるんだ。勝手に殻に閉じこもってたのは自分だったんだ」と大泣きをしたそうです。1人旅は実現しませんでしたが、その準備の過程で得た気づきが、更年期うつからの脱出につながったのです。

「劇場版 鬼平犯科帳 血闘」で存在感

2024年5月10日公開の映画「劇場版 鬼平犯科帳 血闘」でも、仙道敦子さんの演技が光ります。円熟味を増した演技で、存在感を発揮しています。

5月10日公開の時代劇に出演

2024年5月10日、映画「劇場版 鬼平犯科帳 血闘」が公開されます。仙道敦子さんはこの作品にも出演しています。池波正太郎(いけなみ しょうたろう)原作の人気時代小説を、豪華キャスト陣で映画化した注目作です。主演は松本幸四郎(まつもと こうしろう)さん、ほかにも市川染五郎(いちかわ そめごろう)さんや中村ゆり(なかむら ゆり)さんなど実力派俳優が集結しました。時代劇の重鎮たちと共演する中で、仙道敦子さんの存在感が光ります。撮影現場では、若手俳優たちから「仙道さんの演技に引き込まれる」と絶賛の声が上がったそうです。公開が待ち遠しい作品の一つです。

円熟した演技力で見せ場を作る

「劇場版 鬼平犯科帳 血闘」で仙道敦子さんが演じるのは、主人公・長谷川平蔵(松本幸四郎さん)を支える妻、久栄(ひさえ)です。さばけた人柄で奉公人たちが心服せざるを得ない威厳を備えた役どころ。仙道敦子さんの円熟した演技力が存分に発揮される場面が多いようです。平蔵を支え、時に鋭い助言を与える久栄を演じる上で、仙道敦子さんは「平蔵の良き理解者であり、心の支えになるような存在でありたい」と役作りに臨んだそうです。物語のキーパーソンとして、仙道敦子さんの温かみのある演技が作品に深みを与えています。共演者たちからも「仙道さんの演技に助けられた」と感謝の声が寄せられているとか。23年のブランクを経て、さらに円熟味を増した仙道敦子さんの演技に注目です。

PTA役員経験が社会復帰のきっかけ?

仙道敦子さんは、子育て中にPTA役員も務めていました。その経験が、のちの社会復帰につながったのかもしれません。

子育て中のPTA活動で自信を取り戻す

仙道敦子さんが更年期うつから立ち直るきっかけになったのは、PTA活動だったかもしれません。子育て中はPTA役員も務め、学校行事などにも積極的に参加していたそうです。同じ学校に通う子供たちの保護者と交流を持つことで、社会とのつながりを取り戻していきました。PTA活動を通して、仙道敦子さんは自信を取り戻していったのです。「子育ての悩みを共有できる仲間ができたことが、大きな支えになった」と振り返る仙道敦子さん。PTA役員の経験は、社会復帰への第一歩だったのかもしれません。学校という小さな社会で、再び人とのつながりを持つことの大切さを実感したそうです。

芸能界復帰への足がかりに

PTA役員の経験は、仙道敦子さんの社会復帰への第一歩となりました。学校行事への参加や他の保護者との交流が、生活にメリハリをもたらし、徐々に自信を取り戻していったのです。PTA活動で培ったコミュニケーション能力や行動力が、のちの芸能界復帰への足がかりになったのかもしれません。「PTAでの経験が、女優業に生かされている部分もある」と語る仙道敦子さん。学校という社会で培った力が、女優としての活躍にもつながっているのです。また、PTA活動を通して得た「社会とのつながり」も、芸能界復帰への原動力になったそうです。「一歩踏み出す勇気をくれた」と振り返る仙道敦子さん。PTA役員の経験は、仙道敦子さんにとって意味深いものだったようです。

まとめ:仙道敦子、更年期うつからの復活!

女優・仙道敦子さんの23年ぶりの復帰劇は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。結婚・出産を機に女優業を離れ、更年期うつと闘った仙道敦子さん。家族の支えとPTA活動を通して得た自信を胸に、見事に復活を遂げました。2018年「この世界の片隅に」で母親役を好演し、2024年には映画「劇場版 鬼平犯科帳 血闘」にも出演。円熟した演技力で私たちを魅了し続けています。

残念ながら予定していた1人旅は実現しませんでしたが、旅の準備を進める中で得た気づきは、更年期うつからの脱出に大きく寄与したようです。「いつでも行こうと思ったら行ける」という発見は、仙道敦子さんに新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれました。

仙道敦子さんの更年期うつからの復活劇は、同世代の女性たちに共感と希望を与えてくれるストーリーです。更年期は誰にでも訪れるもの。仙道さんのように前向きに捉え、周囲のサポートを受けながら乗り越えていくことが大切なのだと教えてくれます。

女優として、母として、一人の女性として。仙道敦子さんの23年ぶりの復帰劇は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。更年期を乗り越え、新たな一歩を踏み出した仙道さん。これからの人生を、自分らしく、豊かに生きていってほしいと願わずにはいられません。その姿は、私たちに「人生は一度きり。自分らしく、前を向いて生きよう」と語りかけているようです。仙道敦子さんの今後の活躍と、幸多き人生を心から祈念しております。

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