週刊ダイヤモンド
いつもは１年に数回程度
駅前のセブンイレブンで
『どんな話題が載ってる？』って
そんな単純な興味で
パラパラ立ち読みする程度なんですが…
今回、このサイトを立ち上げるにあたって
旬な話題をゲットすることを目的に
『楽天マガジン』に登録してみました
そこで、やはりブラウザ上でパラパラと
めくっておりましたらなんと
なかなか興味が枠く情報がありました
そのタイトルが
『話題の新刊書から定番まで
ビジネス書ベストセラー』！！
なにが気になったかって？
これが中味を見るとびっくりなんですよ
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ビジネス書ベストセラー速報（3/19-25間）
この情報は３月１９日から２５日まで
１週間で売れた数量のランキングです。
１．頭に来てもアホとは戦うな！
田村耕太郎 著（朝日新聞出版 1300円）
２．大人の語彙力ノート
齋藤孝 著（SBｸﾘｴｲﾃｨﾌﾞ 1300円）
３．AI vs.教科書が読めない子どもたち
新井紀子 著（東洋経済新報社 1500円）
４．日本再興戦略
落合陽一 著（幻冬舎 1400円）
５．お金２．０
佐藤航陽 著（幻冬舎 1500円）
６．道をひらく
松下幸之助 著（PHP研究所 939円）
７．入社１年目の教科書
岩瀬大輔 著（ﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ社 1429円）
８．多動力
堀江貴文 著（幻冬舎 1400円）
９．嫌われる勇気
岸見一郎。古賀史健 著（ﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ社 1500円）
10．百歳人生を生きるヒント
五木寛之 著（日本経済新聞出版社 780円）
※㈱トーハン トーネッツアイ調べ（書籍ビジネス）
え？何がびっくりなのかって？
ここ１週間の販売実績のランキンなんです！
それなのになんと！
９位には2013年（5年前）に初版発行の
アドラー心理学をストーリー調で解説する
『嫌われる勇気』
そして
６位には1968年（50年前）に初版発行の
経営の神様と言われる松下幸之助翁の
『道をひらく』
が入っているんですよ！
いやぁ、ほんとにびっくりです。
びっくりがてらに
この２冊について
レビューしてみたいと思います。
『嫌われる勇気』
この書籍はストーリー仕立ての
アドラー心理学についての解説書
と言ったほうが解釈は早いかもしれません
やはり訳書なので
少しニュアンスが伝わりにくく
非日常的に感じられるかもしれませんが
他の解説書よりはよっぽど理解しやすいかと
このストーリーは
『世界はどこまでもシンプルであり
ヒトは今日からでも幸せになれる』
と説く哲学者と
その考え方に納得いかない青年が
その真意を問いただそうとする設定で
物語は進行していきます
第一夜 トラウマを否定せよ
第二夜 すべての悩みは対人関係
第三夜 他社の課題を切り捨てる
第四夜 世界の中心はどこにあるか
第五夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
正直に言うとこの展開
多くのヒトは価値観をひっくり返される
かもしれないほど独特な世界観であり
また納得のいく考え方でもあります
というのも。。。
無意識の影響の大きさを説いたフロイト
性格タイプ別に分けて対処を考えたユング
現代の社会は実は
この２人の考え方が言わば常識化しています
しかしアドラーは実は反対側
『ヒトはトラウマを言い訳にする生き物』
『あなたの不幸はあなた自身が選んでいる』
『ヒトは褒められる欲求を捨てるべき』
など現代の常識に対して
真っ向から違う意見を主張しているため
結構違和感が強いのです
しかしこの考え方を知ると
心の底からすーっと楽になるものがあります
とっても勇気が湧いてきます
明日からの生活が楽しみになります！
一方ですぐ元に戻ってしまいます
なぜなら。。。
一般常識はフロイトとユングなので
慣れた考え方にすぐ凝り固まってしまう
アドラーの考え方を維持するのは
とっても難しいのです
けれどこの考え方は
一度は知っておいて損はないと思います♪
『道をひらく』
自ら松下電器を創業し
たった１代で世界企業へと発展させた
経営の神様と呼ばれる松下幸之助 翁
そんな松下幸之助翁が
Peace and Happiness through Prosperity
”繁栄によって平和と幸福を”の願いのもと
設立されたＰＨＰという会社から出版した
超ベストセラー書籍です
昭和４３年に初版発行し
現在（平成２７年５月）では
累計５２０万部を突破
というおそろしい実績を持つビジネス本
それほど素晴らしい言葉が
満ち溢れています
実はそもそもこの内容そのものは
ＰＨＰ研究所の機関誌「ＰＨＰ」の裏表紙に
これまで連載してきた短文の中から
１２１篇を選んでまとめたものです
松下幸之助翁からの
身も心もゆたかな繁栄の社会を実現したい
そんな純粋は想いから生まれた言葉は
現代のビジネスマンの心に
ちゃんと届いている証拠でしょうね
ぜひこの書籍も
一度はチェックしてみることを
強くオススメいたします
では、今日はこの辺で終わりたいと思います。
またよければご覧くださいませ。
